大学4年生で聴覚と視覚を失った☆の王女さまmiyu。 新しい大学生活のスタート


by みゆ
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Xmasチキンに思う

“クリスマスチキンに思う”

今年も無事にクリスマスを迎えることができました。
ありがとうございます。
昔むかし、18歳くらいのころは、毎日朝晩、漢方薬を飲んでいて、中国の病院にも行っていました。知りあいのツテだったのですが、その中国のお医者さんに、「中医学では鶏肉は腫瘍をできやすくするので、あまり食べない方がいい」と言われていました。
それからというもの、私は鶏肉をひかえていたのですが、実は私はやきとりと、からあげ、てりやきチキンが大好き。高校生のころは、級友が食堂で買う〈みぞれからあげ弁当〉がおいしくて、おいしくて、あこがれていましたが、たいてい私は我慢してました。
それで、年に1度、母がクリスマスに出してくれるクリスマスチキンが、涙がでるほど嬉しかったのを覚えています。
なんで私は、こんなに鶏肉が好きなのかわからないけど、母もクリスマスは「いつも鶏肉を我慢しているごほうびだね」って、いっぱいチキンを食べさせてくれました。
そのころは、病院に入院していても、鶏肉はアレルギーの食物」みたいに、鶏肉を使わない病院食を出してもらっていたのですが、私の入院生活はほとんど食事が楽しみだったので、そうしているうちに、「好きなものも食べられない私って、一体なんなんだろう…」と思うこともありました。
お医者さんに、「覚悟してください」と言われながらも、もう6年が過ぎ、それでも私がまだ生きていられるのは、あのとき鶏肉を制限したり、両親が一生懸命大変な思いをしながら漢方薬を飲ませてくれたおかげなのかもしれません。
結局それは、“症状をおさえ、未来も幸せに生きられるように”両親がやってくれたことだと思うから、それはそれでありがたかったと思います。
でも、もうろうになって、もういいやと好きなものを我慢しないで食べるようになった今、食事に制限があったころより、障害は重いけれど、自由で、幸せにいられるのではないかとも思います。
障害がないから、病気がないからと、長時間の労働を当たり前のように頼まれたり、様々なことをしなければならないという面もある。
一方で私は、障害や病気に苦しめられているものの、ほぼ自由に、好きなだけ寝ていても許されてしまうという面があります。
そう思うと、どちらにもいい面、悪い面があるなーと思う。
障害や病気の有無ではなく、大切なのは、その中身、質なんだろうなあ…。
好きなものをおなかいっぱい食べられて、安心して空気をすえる。
当たり前のように今あるものを大切にしないといけないと思っています。
私のクリスマスシーズンは、年末で会議も多めでしたが、年に1度は行っている私のお気に入りフレンチのお店でカピバラさんとたらふく食べたり、カピバラさんの弟くんとディナーをして、弟くんが仕事で行った中国の話を聞いて中国を懐かしく思い出したり、知り合いご夫婦とランチをして、自分の世界からは想像もつかないような、まったく違う会社経営のお話を聞いてワクワクしたり。明日はお友達が久しぶりに帰省して、ランチに行くので楽しみです!
来年は30代に突入するので、なにか新しいことをはじめたくなりました。
なんだか20代には、若さゆえの暴走がある気がしていますが、今は少し落ち着いた気がしています。病気が落ち着いているせいなのかなあ?でも、来年はより自分の行動に責任をもち、きちんと30代の自覚をもたなきゃ、と思います。

みゆ

ーーー

みゆさま

メリーXmas!は、過ぎてしまいました・・・
きっと穏やかで愛の溢れる時間をすごしたことでしょう。

美味しくクリスマスのチキンを食べられたかな?

今日の話題でも、やっぱり
「自分を大切にする」ってことの大切さを考えました!

せっかくチキンを食べちゃうことにしたからには、
変な魔術(「体に悪い」っていう暗示)もといて、食べてねー。

結局、最後は自分の心や体に、どうしたらいいか
聞いてあげたらいいと思います。

いつでも「今」を生きている私たちは
未来も含めて、今の自分が本当に必要なものを知っている。

みゆは、自分の心も大切にすることにして、
美味しく食べることにしたんでしょう?

美味しく食べられたのなら、
体もきっとトリさんを拒否していないよ。


人間、「頑張りどき」や、
実際、「体に悪い食べ物」もあるけれど

ちゃんと自分の心や体に聞いてあげれば、
自分にとって本当に必要なことは自分が知っていると思います。

自分の体や感情を他人の意向に合わせて
麻痺させればさせるほど、

自分の本当の気持ちから目を背けるほど
自分の心や体のサインを受け取れなくなっちゃうよー

「そこは頑張りどき!」っていう時も
「自分のために我慢が必要な時」もあるけれど、

最終的には、自分の内なる声をちゃんと聞いてあげて、

理不尽だったり、都合よく使われて、
自分が吸い尽くされていると感じたり

本来やりたいこともやれなくなったりしていたら、

それは自分のためになっているか見直して、
そうでなければ

勇気を出して「ノー!!」と言えないと。

なんのために我慢しているのか、わからなくなったら、
ちゃんとそれは必要な我慢なのか自分の心にきかないと。

それすらできないくらい、
自分の感情や肉体を麻痺させてしまうこともあるからこそ

そうなる前から、
ちゃんと自分と対話する習慣をつけた方がいいんです。

健康だろうが、やろうと思えばできる時でも
ノーという時はいう。ノーのいい時をわきまえている。

人のために頑張ることも大事だけど、
自分との折り合いのつけどころは見失ってはだめ。

「やれるから」と自分を犠牲にして頑張った結果、
人のためにもならないこともある。

他の人が頑張るチャンスや成長のチャンスを奪うこともある。

病気でずっと寝ていることが他人から許されるかどうかよりも
自分がそんな自分を否定せずに許して
いたわってあげられるかが大事。

それが「自分を大切にする」ってことです!
自分を大切にすることは自分の義務です。

それがなかなか微妙だからこそ、
バランス感覚も必要だからこそ

あえて、「自分を大切に!」といっております。

それがちゃんとできるようになると、
「自分の体にとっていいもの」を取り入れたくなって、
直感もさえてきます。

別にすごく我慢をするわけじゃなくても、
ストイックに節制をしなくても

自分の体に良くないものを食べたくなくなったり、

体にいいものを取り入れると、
心も喜んでいるのがわかるようになります。

そして、時に、思い切りジャンクなものを食べたくなったら、
「心が食べたがってるー!!」って
ちゃんと食べさせてあげても、ほどほどで満足できるようになります。

ゆゆは、もう一段いって、もっと無意識レベルでも
心や体は自分に必要なものを知っていると思っています。
(オーリングテストの「自分に必要な薬も自分の体自身が知っている」
とか信じます)

カウンセリングの効果研究でも、
最初の段階で
「改善するかしないか」というのはある程度わかる。
というのを聞いたことがあります。

淀みなくペラペラしゃべるのではなくて、
自分の内側に問うような、自分の内側を感じながら
言いよどんだり、間があったりするような話し方をしている人は
改善していくそうです。

「自分自身の心や体の声に耳を傾ける、
自分自身をもっと信頼して、自分を大切にする」

それが本当に大事だし、
それは自分の責任なんじゃないかな、と思います。

周りの期待に応えようとしたり、
周りのために感情を抑えて、喜んでいる振りをしたりしていると
自分の本当の気持ちや体の訴えを聞けなくなるよー!

場の空気を読んだり、和を乱さないようにすることが
いい意味で自分に跳ね返ってくることもあるけれど、

最後の最後は、「自分を大切にすること」
内なる自分とつながれるように、
自分の心や体の声を聞くことの大切さを忘れないほうが大事と
ゆゆは思うんです。

せっかく場の空気を読めなくなったからこそ、
盲ろうでも、自分の体や心の声は何よりも確実に聞けるからこそ

真剣に内なる自分を大切にして向き合って
自分の世界を大切にして、表現していったら、

それがみゆの素晴らしいオリジナリティー
価値ある体験に変わるんじゃないかなあ・・・と

まあ、もう、うざがられるほどに言って、
深夜の3時も過ぎちゃった。。。

自分を大切にしよう。
おやすみ

ゆゆ

ーーー

みゆより

簡単にできそうで、意外と、自分を大切にするって難しいですよね。
食べたいものをいっぱい食べたら太って、お気に入りの洋服がきれなくなるし。
自分にとって大切な人が喜んでくれたら嬉しいから頑張ってしまったり。
好きなもの、嫌いなものを主張したら、“わがまま”といわれたり。
好きな生活ができるわけではなく、人に生かされている生活において、“自分を大切に生活すること”
ってとても難しいと感じます。
そしてそれは相手にとっても、私に“自分を大切にしてもらうために”
自分が我慢をしていたり、と思うと、やはり私は自分の気持ちをマヒさせるのが円満に生活できるのかな、と思っているんです。
そこのバランスが難しいなと思います。





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by mi-yu-yu | 2017-12-26 22:40 | 思い | Comments(1)

スカイツリー


12月に入ったとたんにバタバタし?ブログ記事を書けないまま、気づけば年末です!年末感も、クリスマス感もありませんが??
この寒さと、サンタクロースの置物やリースの飾りを触って…、はたまたカピバラさんお手製のローストビーフやポトフ、母お手製の北京ダックもどき?歳の近い通訳・介助者がオーブンで焼いてくれたりんごのおかし?などなどを食べて、冬を感じています。

先日は、母校でのゲストスピーカーを本気でがんばった疲れを癒しに、スカイツリーでやっている“リサとガスパールと過ごすクリスマス”のイベントに行ってきました!
ソラマチには何度も行っていますが、スカイツリーを上るのはなんと初めて(笑)!
すごい人だかりでしたが、くるまイスユーザーも数人いて、エレベーター待ちではスタッフのかたが調整してくださいました。とてもありがたかったです。
エレベーターに乗ってドアをしめるとき、スタッフさんの「それでは行ってらっしゃーい」と言うのが、まるでディズニーランドのアトラクションに乗っているように思えて、おもしろかったです!
地上から50秒で370mまであがり、エレベーターを乗り換えて、1番上の階で行われているリサとガスパール展へ。
絵本もたくさん売られていて、思わずフランス語バージョンと日本語バージョンを買ってしまいました!
以前から、キャラクターとして親しんでいましたが、なにげにシュールなリサとガスパールの出会いを知ったのは初めてで、そのストーリーにも楽しませてもらいました。
特別企画の“リサとガスパールカフェ”もあり、リサとガスパールの絵にあるブッシュドノエルや、綿あめでクリスマスツリーのようにデザインされたフォンダンショコラ、リサとガスパールの顔のラテアートのカフェラテなどもいただきました。
ちょうどお店の窓からは、打ち上げ花火が遠くであがっているのが見えたそうで、通訳してもらった、スマホで一生懸命撮影しようとしている若い女性グループやお店にいたお客さんの声から、見えない私も情景を想像し、楽しみました。

みゆ

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by mi-yu-yu | 2017-12-20 13:24 | 日々のこと | Comments(1)

観劇


道路に散っているらしいもみじ。

1枚、母が拾って私の手にのせてくれました。
触るもみじで、今日も季節を感じます。

今年ももう12月ですね。
今年はどんな1年だったかなー。

あと何年生きるのだろう。
時間を大切にできているのかな?

さて、先日は、母校の後輩ちゃんがオススメしてくれた劇が
おもしろそうなので、もうろうになって初めて観劇してきました。

新国立劇場では、身体障害者手帳の提示で、
等級によってはチケットの購入は介助者1名が無料、
本人も20パーセントオフになります。

かなりありがたいですが、支援者の立場で考えると、
もうろう者の場合は介助者2名が無料になるともっといいのですが。

今回はカピバラさんと2人で行ったので、
私もなにもいいませんでしたが、
今になって思うと、もうろうの通訳・介助者制度について、
説明してきてもよかったのかもしれません。

ゆび点字通訳は15分交代くらいが基本なので、
観劇のためにはどうしても、介助者は2人になっちゃいますからね…。

でも、段差のところにはエスカルみたいなものがあり、
係の方が誘導してくださるし、移動には問題なく
とても親切にしていただいたのでありがたかったです。

そして、なにはともあれ、舞台は“プライムたちの夜”。
愛する家族が亡くなったあとに、
アンドロイド(プライム)にすることから話が始まります。

今回、登場した役者さんは4人。
映画に比べて、登場人物は少なく、場面も舞台の上のみなので、
シチュエーションは理解しやすかったです。

DVDのように一時停止することはできないけれど、
40分くらいで前半が終わり、15分の休憩。
そのあとに、後半も40分程度でした。

ゆび点字をこんなに長い時間うち続けるのは、
さぞ大変だったと思うのですが、

さらに私も、長時間にわたって
速度の早いゆび点字を読み続けるのもつかれてしまい、
だんだん頭に入らなくなってきたりするので、

打ってもらったものすべてが頭に入るわけでもなく、
おさらいも必須になってしまうわけで、
カピバラさんはとっても大変だったと思います。

だけど、いつも「全然大変じゃないよ」といってくれるカピバラさんのおかげで、観劇することができ、本当にありがたいです。

舞台が終わったあとは、内容の深さになんだかジーンときて、“いかに生きるか、いかに死ぬか”という永遠の問いを感じました。

死ぬのもこわいことだけど、生きることもこわい。
特に、大切な人の死がこわい。

ただ観劇できたことを喜ぶ気にはなれない、
いろんなことを考えさせられる作品でした。
パンフレットを購入したので、週末に読んでもらおーっと。

みゆ

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by mi-yu-yu | 2017-12-06 11:09 | 盲ろう | Comments(0)