大学4年生で聴覚と視覚を失った☆の王女さまmiyu。 新しい大学生活のスタート


by みゆ
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後期スタート

ゆゆさんへ055.gif

大学の後期授業が始まりました!
後期は、発達心理学やパーソナリティ心理学を勉強します。

特に今日感じたのは、発達心理学を勉強していると、
なんだか私はいい時期に盲ろうになったような気もしました。

今までは、社会に出る直前に盲ろうになり、
お勤め経験のないことが、とても大きな私の弱点に思えました。

でも、それまでは学生で、好きに学ぶことができ、
「いざ、社会に出るぞ!」って、

みんなが自分の人生を真剣に考え出す時期だったからこそ、
私も盲ろうになった自分の人生を「私だって負けてられない!」
と真剣に考えるチャンスにもなったのかも。

それに、有名な心理学者のユングの言葉に、
「人の一生は、日の出から日没に似ている。」というのがあり、

私も“わかるなあ…”と思うのですが、
私にとって、太陽が1番高い時期はすぎたかもしれません。

でも、やっぱりそれも、
大学時代が太陽が真上にあった時代だったのかもなーと思います。

だんだんと日がかたむいてきても、その後の価値観や私にとっての幸せ、
今私に幸せを運んできてくれる人たちへの出会い、
すべて大学時代、とりわけ復学後に得ることができました。

「太陽が真上にくる時期に向かって、人は一生懸命がんばる。
それはいい会社に入るとか、お金もちになるとか、
きれいな奥さんをもらうとか。
でも、太陽が真上にきたら、価値観はそれぞれにかわっていく。」

先生はそうおっしゃっていましたが、本当にそうだなあ…と最近思います。

午前中は太陽の昇る勢いに任せて、強い日差しに無我夢中で過ごすけれど、
午後の斜めに翳った日差しの中で、人は振り返って
いろんな人生を考えたり、自分にとって大切なことを思ったり、
熟されていく気がします。

みゆ

ーーー

みゆさま055.gif

え、みゆの場合はまだまだ「燦々と照る、太陽の下」
「まだ日が昇っている最中」ではないのかな・・・?!

人生の午後って、中年期以降かと思うんだけど・・・。
人生を季節に例える場合もありますよね。

みゆは季節でいうと、

春が終わって(思春期が終わって、青春がすぎて(?)・・・)
これから夏真っ盛りに向かっている、「初夏」なんじゃ??

みゆは、生き急ぎすぎ・・・?!

盲ろうになった時、みゆは大学生だったので、
ゆゆは(元の場所に帰るのは)「ギリギリセーフ!!」
「大学生で良かった」と思いましたよ。

社会人になっていたら、元の場所(職場)に戻るのは
おそらく不可能だったと思います。

社会に出て行こうとしているみんなと一緒に、
みゆも「どうやって社会で生きていこうかなー」
と考えることができたのも良かったですね。

なんにしたって、盲ろうになるのは衝撃的で大変なことだから
大学に戻るチャンスをフイにしなかっただけでも立派でしたよー。

もうほんと「ギリギリ」「崖っぷち」ばかりでハラハラしました・・・。

際どい人生のエッジ(崖っぷち?)をサバイバルしているみゆですが、
そのチャレンジ精神が立派です。

まあ、まだ新緑、夏真っ盛りのみゆですから、
「盲ろう」も立派な仕事として、取り組んでみたらどうでしょう。

「盲ろう」で社会で生きるということは、
立派な「社会人」です。

「滅多にない体験を経験しお伝えする仕事」を
職業にまで発展させられるといいですよね。

残された少ない感覚をどのように活かしているのか、
見えなくて聞こえない状態で、社会をどのように経験するのか
誰にもできない「レポーター」のお仕事です。

職業人として「いいレポート」をするためにだって、
スキルを磨く必要があるんです。

盲ろうから全く解放される時がないのが、大変ですが、
本当に仕事にのめり込む人、ライフワークをしている人は
生活のすべてが仕事に結びついていると思うから、

24時間「盲ろう体験」は大変だけど、楽しむことも含めて
仕事にもつながっていくと思うから、遊びも仕事と思って
お楽しみください!!

ちなみに、夕暮れ時の大好きなゆゆは、
「人生の午後にも素晴らしい時があるのではないか」と思ってます。

人生の正午をすぎた後、肉体は衰えていくけれど、
精神はさらに高まっていくという話もありますし、

年をとることを恐れずに、でも「今この時」、
「若さ」も満喫して、

もう二度とめぐってこない
それぞれの季節を味わいつくすというのが
人生の醍醐味ではないかなーと思うので、

若い今、人生を模索しながらも楽しんでくださいね!

昔(みゆの年の頃)尊敬する人生の大先輩が、
ゆゆに贈ってくれた詩をみゆにも送ります。




青春   サムエル・ウルマン 作山宗久 訳 

青春とは人生のある期間ではなく、
心の持ち方を云う。
薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、
たくましい意志、ゆたかな想像力、燃える情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

青春とは臆病さを退ける勇気、
安きにつく気持を振り捨てる冒険心を意味する。
ときには20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。

年を重ねただけで人は老いない
理想を失うとき初めて老いる。
歳月は皮膚にしわを増すが、熱情は失えば心はしぼむ。
苦悩・恐怖・失望により気力は地に這い精神は芥にある。

60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、
驚異に惹かれる心、おさなごのような未知への探求心、
人生への興味の歓喜がある。
君にも吾にも見えざる駅逓が心にある。
人から神から美・希望・喜び・勇気・力の
霊感をうける限り君は若い。

霊感が絶え、精神が皮肉の雪に覆われ
悲嘆の氷に閉ざされるとき、
20歳であろうと人は老いる。
頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、
80歳であろうと人は青春にして已む。

     「青春とは、心の若さである」  角川文庫

みゆより055.gif

サクセス・エイジングって言葉もありますが、
最近はご年配のほうも、元気でいきいきとしてらっしゃいますしね!

私も精神だけは、いつまでも清らかにありたいものだ…

そしてその泉から生み出される水は、
他人にも恵みを与えられるような水をうみだせたら、
なんてすばらしいことなんだろうなあ。




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by mi-yu-yu | 2016-09-27 09:01 | 大学でのこと | Comments(2)

触ってわかるカレンダー

ゆゆさんへ055.gif

誕生日にゆゆさんからいただいた“点字を使わない”手作りカレンダー、だれも思いつかないような、オシャレなつくりでとっても嬉しいです!
ベッドの横の壁にかけて、毎日触りまくっています。
本当にとても嬉しくて、なんだかワクワクします!!

ゆゆさんは、小さいときに、マジックテープで貼ったりはがしたりして遊ぶ作業絵本を作ったのを思い出しながら、今回のカレンダーを作ってくださったそうですが、

壁にはりつけるウォールポケットが、ひと月のカレンダーのようになっていて、
毎月、月と曜日を変えれば、1年中使えるようになっています。

予定のある日には、その日のポケットに、先端にマスコットのついたキーピックのようなものをさせば、予定があることを触ってわかるようになっているんですよね!

その他にも、様々な形や色とりどりのクリップなどで、日曜や祝日の目印をつけてくださっています。
月を表すところには、長方形のフェルトにマジックテープをつけて、はりかえられるようになっていて
刺繍やボタンなどでその月らしさを表し…、ゆゆさんのアイディアがつまっていて、感動しました!!

曜日も、さわってわかりやすく、かわいいデザインになっていて、たとえば日曜はひまわり(太陽)の大きなビーズのつけられたもの、火曜(チューズデイ)はキスマークのハートの大きなビーズがつけられたもの、水曜は水だから大きなイルカのビーズがつけられたもの、金曜は大きなキラキラ星のビーズがつけられたもの…。
ストラップのようにしてくださっている、遊び心溢れるそれぞれを、ウォールポケットに縫いつけてくださったボタンにひっかけて曜日がわかるようになっている。

すごいのひとことです!

ゆゆさんは、「小学校の、夏休みの自由研究を思い出したよ」と言っていましたが、
こんな荘大なものを手間と時間をかけてつくってくださったことに、私は心からジー--ンとしました。

それに、私は見た目はわからないけれど、母に聞いたところ、「お宝!」だそうで、下地はピンクと茶色でとってもかわいらしいのだとか。

ゆゆさんから、「日にちのところは点字シールを貼ってね」とのことですが、ここに点字シールを貼るのはもったいないような気がして思案しました。
それで、数字のぷっくりシールを貼ってみています。
さすがのゆゆさんを感じさせるプレゼント、本当にありがとうございます!!

みゆ
ーーー
みゆさま055.gif

さて、カレンダーは実用可能でしょうか??

7月に一緒に外出して、
スケジュール管理に困っておられるみゆさまに
「手で触ってわかるカレンダーを作ろう!」と思いついて、

どうしたら、手で触ってわかるか?
いろいろアンテナを立てて街を歩いているうちに、

ウォールポケット型のカレンダーに
チロリアンテープやボタンを縫い付けたりして
曜日や月が手で触ってわかるようにしましたが、

やっているうちに、どんどんアイディアが浮かんで、
まるまる二ヶ月・・・

終わりの頃には手芸にまではまっているという、
夏休みの家庭科の自由制作のようでした。

学生の頃、マスコット手芸や、
触っていろんな作業しながら読む知育絵本を

フェルトやマジックテープ、ボタンやリボンなどを駆使して
作るのが好きだったのを思い出しました。

大人になってすっかり手芸好きだったことは忘れてしまっていたけど、
みゆのおかげで、ビーズ制作にはまったり、フェルト手芸にはまったり・・・

そして、実は子供の頃から
アイディア商品を作るのが好きだったことを思い出しました。

そういえば、マカロンチャーム作りから、ビーズ制作にはまったのも
みゆのお誕生日がきっかけでしたねえ。。。あれももう2年前?!

その時の残りのビーズも大活躍な、カレンダー作りでした。
ゆゆのいろんな能力を思い出させてくれて、引き出してくれてありがとう?!

これから、しっかりスケジュール管理してご活躍ください。
しっかり自立したみゆへの「卒業証書」です!!

(なんて、カレンダーは二シート、二ヶ月分で
 一月先の予定までしか入れられないので月に一度は
 メンテナンスに伺おうと思いますが・・・)

ゆゆ



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by mi-yu-yu | 2016-09-19 21:19 | 盲ろう | Comments(2)

ハッピーバースデイ 

055.gif yuyuさんへ

お話していましたが、今年の28歳の誕生日は、
名古屋に旅行してきました!

初めての名古屋、とっても楽しかったです。
本当においしいものがいろいろ…!

大学時代、名古屋出身の友人がいて、話を聞くたびにいつも、
「あーーおいしそう!」とヨダレがたれそうだったのですが、

みそカツにフレンチのフルコースディナー、天むすにきしめん、
フランスで1番有名らしいガレット屋さん…。

おなかいっぱいになりすぎて、3キロくらい太ったかもしれません。

ホテルのお風呂場では、見えないのであちこち濡らしてしまい、
シャンプーやリンス、ボディソープは並びの順番を教えてもらいましたが、

落っことしたらどれがどれだかわからなくなり、
荒しまくってしまったと思い、落ち込みましたが、
なにはともあれ約10年ごしに、
名古屋への思いを叶えることができました!

名古屋城では、バリアフリーになっていて、
中も車イスでまわれるようになっており、
結構たくさんの車イスの方がいました。

天守閣ではエレベーターで上まで行けるようになっていたので、
多くの人が日本の歴史に触れられる機会も増え、
すばらしいなあと思いました。

また、天守閣では、黄金のしゃちほこに乗れるようになっていて、
しっぽもペタペタさわり、満足です!(これがお目当てでした笑)

昔の人が、どれだけ重い石を運んでいたのか、
体験できるコーナーもありました。

石垣の1つの石にロープが巻かれていて、それをひっぱるのですが、
車イスに坐ったままでもできるようになっていて、
私も挑戦させてもらいました。

さすがの重さでしたが、ちょびっと動いたのでうれしかったですし、
おもしろかったです。

他にも、東京のハチ公のように、
名古屋の待ち合わせ場所となっているらしい
名鉄百貨店のななちゃん(巨大なマネキン…?)をさわりにいったり、

名古屋のリラっくまショップに行って、
名古屋のモチーフをいろいろと触ってみたり…。

おもしろいものが多くあり、あっという間に時間がたってしまいましたが、
とても楽しい名古屋滞在でした。

さて、いよいよ28歳。
もうすぐ20代も終わりですが、

この新しい1年、しっかりと自分と向き合い、
成長できるよう、精進していきたいと思っています。

ゆゆさんにはお世話になりっぱなしですが、
今後もどうぞよろしくお願いします!

みゆ

055.gif miyuへ

9月9日は、正真正銘の「ハッピーバースデイ」でしたね!
・・・というわけで、本日のタイトルは、

お誕生日おめでとう!ハッピーなバースデイ、
ハッピーな一年でありますように!という
祈りのような意味ではなく、

本当に「ハッピーバースデイ」だったよ!という意味の
ハッピーバースデイというタイトルにしました。

それが何より。

生まれてきてくれてありがとう。
産んでくれてありがとう。

みゆちゃんが、この地球に現れた記念日。
この地球で出会えてよかった。

ハッピーバースデイ。

ーーー
ちなみに、本当のバースデイに送ったメールは??

お誕生日おめでとう!
今年も楽しいことや、自分をしっかり使えた充実感で満たされますように!
名古屋でお腹いっぱい?楽しんで来てね!

ゆゆ





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by mi-yu-yu | 2016-09-13 08:02 | 思い | Comments(3)

都庁・政党訪問

ゆゆさんへ055.gif

9月に入り、今年も友の会理事、通訳介助者、支援センター職員での
都庁訪問と政党訪問がありました。

3つの政党をまわり、お話しましたが、
お会いした議員さんたちは、みなさん関心をもって
私たちの話を聞いてくださっている様子でした。

お約束の時間が決まっていましたが、
なにかと手こずってしまった私たちに、
時間の融通をきかせてくださった場面もあり、
とてもありがたかったです。

私は盲ろうプラス車椅子ユーザー、
さらには最近は病気の影響で
大きくはっきりとしゃべる事が難しくなってきました。

そんな私が議員さん相手にしゃべるのですから、
広い部屋では私の声が届かないだろうと、
「復唱」をしていただきました。

「復唱」というのは通訳介助者さんに、
私の言った言葉を同じようにもう一度大きな声で言ってもらう事です。

その事もあって、こういう時、私はぶっつけ本番ではなく
前もって原稿を作り、「こういう事を話します」と
通訳介助者さんに渡して、文章を暗記していきます。

それをその場の雰囲気などでアレンジしてしゃべっているわけです。

ところが今回、調子良くしゃべっているところを
「(復唱のために)止まると、あれ?どこまでしゃべったっけ?
次になにを言おうとしていたっけな?」
とわからなくなる場面がよくありました。

これは、盲ろうあるあるで、
たとえば外国の方と話す時、言語の通訳が入り、
さらに盲ろうの通訳が入りなどしていると、
待ち時間が長くなって、復唱と同じようにわからなくなるのです。

特に会話って、テンポみたいなものがあるから。

かといって、ただ原稿をブレイルセンスで読み上げるっていうのも、
気持ちが伝わらないしなぁ。
復唱は難しいなあ…と痛感しました。

みゆ

ーーー

みゆさま055.gif

都庁訪問・政党訪問、お疲れさまでした。

緊張しそうな場面ですが
相変わらず、ご活躍ですね。

まだまだ暑いですから、外出も大変なことと思います。
お大事に、自分の時間もお楽しみください!!

ゆゆ









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by mi-yu-yu | 2016-09-06 08:46 | 盲ろう | Comments(2)