大学4年生で聴覚と視覚を失った☆の王女さまmiyu。 新しい大学生活のスタート


by みゆ
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再び入院中

只今、みゆ入院中です。
(前回のブログ記事の二日後・・・miyuは、病院のベッドにいました。)

055.gif yuyuさんへ

ゆゆさん、今日も会いに来てくださって、ありがとうございました!

フィリピンの直前あたりから、足腰の調子を崩していたのですが、
「世界を翔(かける)こんな経験は2度とできないかもしれない!」と
どうしてもフィリピンに行きたくて、強硬突破しちゃいました!

もし、フィリピンで病院にかつぎこまれるはめになったり、
「どんなことがあっても、通訳さんを信頼し、すべてを受け入れよう」という、
自分の心を決めるまでは、本当に不安な日々でした。

心配をかけたり、ご面倒をかけた皆様には、
本当に申し訳なかったと思いますが、

今ある自分の身体で、できることをあきらめていたら、
きっと後悔していたことでしょう。

結局、帰国数日で入院、8時間の手術となり…、今はほぼ寝たきりですが、
経過良好でリハビリ入院中です。

でも、おかげで、豊かな経験ができました。

そして、この入院生活も、私という人間や、自分の障害について、
たくさんの人にわかりやすく知ってもらう、練習の場ともなっています。

約2年前、盲ろうになって、まわりが何もわからなくなり、
母やゆゆさん方を独占していた頃には、心の余裕がまったくなくて、
受け入れられず、とてもできなかったことです。

だけど今は、人に恵まれ、いろんな人に大切にしてもらって、
何かのときは心配してくれる人がいる。

あー、なんて、幸せなことだろうと思いながら、病院の消灯は早いので、寝ます。
明日もリハビリがんばりましょー!

みゆ

055.gif miyuへ

フィリピンから無事のご帰国!「よかった」と胸をなでおろしたのも束の間・・・
その4日後には病院に舞い戻ってきたmiyu。

「(病院へ)おかえりなさい!」・・・じゃないですよ。
先週の木曜日には、朝から一日がかりの手術。

まさに祈るような気持ち、というか祈りの一日でしたが、
こうして、またお話できること嬉しく思います。

というわけで、miyuは無事です。
おまけに前の入院とは全然違って、早く家に帰りたがっています。

病院の外にサポートしてくださる方々が沢山いて、
家の方が安心して暮らせる。

それが本来、「当たり前の幸せ」で、

でも、その大変さとどう付き合っていいかわからないから、
それをしっかり支えてくれるサポートの受け皿がないから、

みんな元通りになっていないのに、具合も悪いのに
「病院を出される」と不安になるのですよね。

「病院にいた方が安心。」そんなのが当たり前にならない社会であって欲しいです。
(そして、大きな不安を抱えたまま、放り出されない仕組みであって欲しいです。)

病気や障がいがあっても、安心して家で過ごせる、安心して社会で暮らせる、
そんな日本であってほしいです。(制度やしくみだけのことでなく)


世界の中で、日本の良さについてもちょっと感じられたフィリピンの体験。
ゆゆに(手術前の恐怖を訴える中でさえ、)「楽しかった!!」と話す、
みゆのフィリピン体験。

これからゆっくり発信してください。

まずは、身体を休めて、ゆっくりエネルギーをたくわえたら

今度は「頑張って」じゃなくて、「のびやかに」心の翼を広げて、
更なる飛躍をされることを期待しています。

心の平安と自由が、いつも、どんなときも miyuと共にありますように。

ゆゆ

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by mi-yu-yu | 2013-11-27 22:20 | 思い | Comments(1)
055.gif yuyuさんへ

どうなることかと思ったフィリピン滞在から、
無事に日本へ帰ってくることができました!

盲ろう者の世界会議は、4年に1度、世界のあちこちで行われています。

今年の世界会議は、日本で行われる予定でしたが、
震災のために日本での開催が見送られ、
かわりに手をあげてくださったのがフィリピンでした。

私は今回はじめて参加させていただきましたが、
本当にたくさんの経験をすることができました。

世界の盲ろう者を知り、学ぶことの多い、
とても充実した幸せな9日間でした。

そんなフィリピン滞在ですが… 。

世界会議に参加うんぬん、というよりも
まず、私はそもそもホテルの1人部屋の改造が大変でした。

大理石のような床はツルツルとすべって、へたくそなアイススケーターな始末なので、
ホテルの方に全面にすべり止めマットを敷き詰めてもらったり、

手配をお願いしてあったのに用意されていなかった
シャワーイスを買ってきてもらったり…

おまけにスーツケースの整理をする体力も私にはないので、
こんなんで世界会議はどうなることかと思いましたが、

通訳介助者のすばらしいサポートのもと、なんとか
私も異国で生活することができました。

本当に感謝ですが、自分の身体に疲れはて、
初日はそれだけでグッタリと倒れそうになりました。

そんな感じで始まったフィリピン滞在は、9日間という長期間でしたが、
慣れ親しんだ日本を離れてみると、なんだかもうずっと日本を離れているようでした。

なにを食べても甘い、フィリピンの料理にかこまれ、
どこへいってもキンキンに冷房をきかせているフィリピン。

道もたいてい整備されていないので、ボコボコで、
車椅子での移動は大変でした。

でも、どこでも歌いだしちゃうような、のんびりと自由で楽しそうに生活をする人たち
の様子には、なんだか好印象を受けていました。

こうして遠くからあらためて日本を思うと、
すばらしい環境の中で生かされていた自分を感じます。

日本もまだまだ課題はあるけれど、盲ろうという障害においても、
世界の国々のいろんな環境を目の当たりにすると、

あらためて十人十色で、公的支援もなく、点字も勉強できる環境にない、
生きている喜びも感じられずに毎日苦しい思いだけをして生きているような、
もっともっと大変な思いをしている人たちにも出会います。

それに、各国の全盲ろうの人は、あまり参加しておらず、
盲難聴とか弱視ろうとか、視覚か聴覚のどちらかが少し使えるような、

私からすれば少し障害の軽い人たちが集まっていたように思います。
世界の全盲ろうの人たちは一体どうしているのだろうと気になりました。

障害の程度によっても、それぞれいろんな大変さがあるけれど、
全盲ろうの人はちょっと異なる障害のような気もします。

ところで、世界会議では“若年盲ろう者”の発表もあり、
私もスウェーデンチームと一緒に発表させていただきました。

「200人くらいの観客がいる」とおどされていましたが、
私には誰も見えないし、なにも聞こえないから、

ただひとりごとを言っているようなもので、
緊張もなにもないだろうと思っていました。

でも、発表の1文ごとに日英通訳が入り、それぞれの言語通訳、手話通訳が入り…
という通訳を待っている間に、話す内容をどこまで話したのかわからなくなるような、
不思議な情景でした。

でも、世界中の人たちと話ができ、メールでつながっていられる人たちもでき、
さらに念願のフランス語圏の盲ろうの人とも知り合うことができました。
得るものはとても多かったように思います。

毎日ハードスケジュールだったので、夜にはゆび点字がよめなくなってくるほど、
いつも以上に頭がまわらなくなりましたが、

たくさんの国の人と出会い、コミュニケーションもバラバラな中で
国際交流ができたこと、

そしてそれをお手伝いしてくれた人たちがいたこと、本当に幸せなことでした。
本当にありがとうございました。

みゆ


055.gif miyuへ

お帰りなさい!無事のご帰国、本当にホッとしました。

ちょうどmiyu御一行さまがフィリピン滞在中に
フィリピンは大変な自然災害に襲われました。

世界から盲ろうのハンディキャップを持った人たちが集まっている様子を思いながら、
会議の場所はどうなっているのだろう?と地図を見たり、

その場所は被害に遭っていなくても、
交通や滞在生活に支障が出ていないだろうか?と

みゆから帰国の知らせがあるまでハラハラして、
ニュースを見ていました。

ただでさえ、チャレンジな旅だったのに、激しい台風の中お疲れ様でした。

そして・・・今、盲ろうではなくても、怪我をしたり、救出や支援を待っていたり
家や家族を亡くし大変な状況にある、フィリピンの方々のことを思います。

生きているって、様々な困難も襲ってくるけれど、
苦しいことに押しつぶされそうな時もあるけれど、

すべての感情を否定せず、受け止めながらも、
苦しみや大変さだけに目を向けることなく、

大変さのまわりに溢れている恩恵にも
いつか目が向けられる時が来るといいな、と思います。

みゆもちょっとそんな旅をしてこれたような、成長を感じるメールでした。
たぶん、本当にお疲れだと思うので、少しゆっくりしてください。

穏やかな週末を!

ゆゆ


miyuより055.gif

私の滞在していたホテルは、湖のそばで、
台風時には、ものすごい霧がたちこめていたようですが、
何事もなく、無事に帰国することができました。

でも、日本に帰ってみてビックリ。
ものすごい大きな台風で、被害もとてつもなく大きかったようですね。

フィリピンのガイドさんも、実家の屋根が吹き飛んでしまったとか、
大変な被害をお話していました。

本当に、それぞれいろんな大変さがありますが、
いつか、悲しみを乗り越え、笑顔が戻る日がくればいいなー、と思います。

みゆ

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by mi-yu-yu | 2013-11-15 23:50 | 盲ろう | Comments(1)