大学4年生で聴覚と視覚を失った☆の王女さまmiyu。 新しい大学生活のスタート


by みゆ

<   2012年 10月 ( 31 )   > この月の画像一覧

プライスレスな宝物

055.gif yuyuさんへ

ハッピーハロウィーン!!
今日は学校のあと、直行で家に帰って、インタビューを受けました!!

それで考えたのだけれど、健常なときに住んでいた場所に訪れたり、
その頃の友達に打ち明けるためには、かなりの心の準備とタイミングが必要です。

昔の友達になかなか伝えられず、ひっぱっていますが、
取材のかたにいいタイミングをいただきました。

不安な勘定はあるけれど、でも健常な頃の思い出は、
私の生きてきた道の中から、切っても切り離せないもので、
それがあったから、今の自分がいるのだと思います。

もしその時代がなかったら、私の人生は、薄っぺらいものになっていたかもしれません。
健常のころに、見たり聞いたりしていた分、なつかしいものに触れると、
今との違いのギャップを感じて、悲しくなる時もあるだろうけれど、

見たり聞いたりする世界のすばらしさを知っている分、さわったものが繊細に想像できたり、
頭の中に情景をパーっと広げることができるから、
その分私の想像力もリアリティーをもって豊かになり、嬉しさや喜びを感じるのかもしれません。

私が強がってしまうのは、盲ろうの世界のさびしさや悲しみ、
自分の弱さをかばっているところがあるけれど、

その弱さがエネルギーを発するための原動力になることもあると思います。
この人生を振り返ってみても、人との付き合い方が濃くなったので、
盲ろうになって良かったと思うこともあるように、

人との出会いと別れも、自分の人生を豊かにしてくれるものであって、
出会わなければよかった人なんていないし、思い出はずっと大切な財産であるはずです。

思い出はプライスレス。
人との出会いもプライスレス。
お金じゃ買えませんからねー!

みゆ

055.gif miyuへ

そーそー。世の中には、プライスレスな素敵なことが沢山あるよ。
お金で買おうと思っても買えないものが。でもお金がなくても手に入るものが。

ま、お金でなんでも買える、あるいは、お金がなきゃそういうものも手に入らない、と
思っている人は実際いるけどね。

miyuは、お金じゃなくても沢山のプライスレスな物をすでにゲットしているし、
これからも豊かに享受していける性格をしていると思うよー。

それこそがmiyuの財産ですね!大切に守っていってください。

では、健闘を祈りますー。ってそんなに頑張らなくても、自分に自信を持って!
miyuは魅力的な女の子だと思います♪

ゆゆ
[PR]
by mi-yu-yu | 2012-10-31 22:39 | 思い | Comments(0)

集団の中の孤独?

055.gif yuyuさんへ

時々、見えないこと、聞こえないことがもどかしくなります。
みんなの手が離れた状態で、ジっとしていると、世界にひとりっきりになった気持ちになります。

私はいったいここで何をしているんだろー…って思います。
みんなが何をしているのか、何を話しているのか、全然状況をつかめなかったり、
そもそも誰がいるのかわからないこともあります。

授業のあとは、通訳介助者は帰ってしまうので、私は学サポでテーブルを陣取って、
どうにかその場をうまくやらなければなりません。

誰かに話し掛けたくても、どこにむかってしゃべりかければいいのやら……

でも、世界にひとりっきりになったようなさびしさと戦っているそんな時、
ふとだれかの手がぬっと現れて私の手を包んでくれると、
本当にホッとして、すごく安心できます。

いつでもどこでも、みんなに存在をアピールしてほしいなー。
足を踏んでいてくれたっていいから、誰かそこにいるって、わかるだけですごく安心するんです。

…って、すごくさびしい思いをしているみたいですが、
友達と話している時は楽しいし、学校も好きだし、
手伝ってくれているみなさんに感謝しています。

(楽しいおしゃべりをしていたら、今日なんて気づいたら帰りが7時になってしまいました。
ごめんなさい…!)

波乱万丈、いろんな思いの入り混じる大学生活です。

みゆ

055.gif miyuへ

それが・・・以前、マリモさんが講習会の時に話してくれた、
恐怖の「集団の中の孤独」なんですね。

で、私なりに考えてみたのだけど・・・

miyuがその時、そんなにも孤独を感じているなんて、
やっぱり外からは見えないから・・・

ただ受身で、誰かが話しかけてくれるのを待っているのも、
いつ誰がそれに気づいてくれるのかわからないのも、切ないから・・・

「いつでもどこでも、みんなに存在をアピールしてほしいなー。」と
miyuがみんなに期待するように、

miyuも、「今さみしくなってまーす。誰かつながってくださーい」ってアピールを
小さな鈴を鳴らしたりしてみたりするっていうのは?

そしたら、何かで急に手を離してしまっていても、慌てて、手だけは触って、
事情を話してくれたり、どういう状況になっているか教えてくれるかも。

なかなか自分の辛さをアピールするというのは、勇気がいることだけど、
ただ、周りが気づかないということもあるから、

そうすると無駄な我慢と悲しみになってしまうかもしれないから、
小さな鈴を振って、「誰かー」と呼んでみるのはどうでしょう。

その鈴の音を聞くだけで、誰かがはっと気づいてくれたらいいのだけどなー。
多分、小さな鈴の音でも、みんな気付いてくれそうな気がするな。

何か、優しくて可愛らしい音のする鈴でも探してきましょうか?
学生さんたち、何か名案ないかなー。よろしくー。

では、明日も楽しい一日になりますように!

ゆゆ

miyuより055.gif

すず…!!
私は旗でも持っていこうかと思っていましたー!
「いつでも話し掛けてね!」とか書いて。

すず、かーー!
ならしすぎて、「うるさいっ!」って言われそうですね!(笑)

みゆ

yuyu: うるさいほど主張した方が、周りも、miyuからの主張がないときは
     「そっとして欲しい」ってこともわかって、わかりやすいかも。

     (性格も)わかりにくい、っていうのは大変なことで、
     わかりやすい性格の人は付き合いやすいでしょー。

     そうそう、重要支援者のくるみちゃんに助けてもらうには、旗だね。

     でも注目されていない時や離れた場所、見えないところに行ってしまった人にも
     わかってもらうには、音だから・・・、旗の先にすずをつけたらいいかなー。

     最初は小さく揺すってみて、反応がなかったら、ガンガン振る

     授業中であっても、miyuが鈴ならしたら、「なんか困ってますか?」って
     先生に気づいてもらえるといいなー。

    

    
[PR]
by mi-yu-yu | 2012-10-30 21:59 | 大学でのこと | Comments(3)
055.gif yuyuさんへ

わが家に、久しぶりに、おばあちゃんが遊びに来てくれました!
千葉からはるばる、なのに日帰りで。

おばあちゃんは今でも、私に当たり前のように声で話し掛けてくるし、
私が歩くところにも当然ものを置きまくるし、私が突進していってもよけてくれません。

私が危険というよりも、おばあちゃんが転んでしまわないかが心配です。
もう24だというのに、小さい頃と変わらず私の手をにぎったり、たたいたり。

祖父母の家で暮らしていた頃、突然目が悪くなりだして、
家族にも友だちにも耳や目に障がいをもっている人はいなかったから、

目が悪くなっているような恐怖を、誰にも相談できなくて、
誰とも共有できないことが、とても怖くて、辛いことでした。

盲ろうになってからは、どうやって生きていけばいいのかわからない日々。
家族の愛は感じていたけれど、それだけではどうにもならないこともある。

自分の気持ち的にも、なかなか受け入れられませんでした。

それでもちょっとがんばる気持ちが出て来た時に、ゆび点字というコミュニケーションとか、
盲ろう協会や友の会とか、通訳介助者の存在を知れたことがとても大きかったな。

そういう情報をどうやって得るかで、盲ろう者のその後の人生がかなり違ってくると思います。

私はたまたま周りに恵まれていたから、
情報をみんなの知恵の結晶として、授けてもらえたけれど、

そういう情報を手に入れられないまま、お家で寂しく生活している人も沢山いると思います。
中途障がいSOSや、障がいを持った方たちのネットワークって、すごく大切だなーと感じます。

本当に、今こうして社会とつながっていられることのありがたみを感じました。

みゆ

055.gif miyuへ

こんばんわー。ちょっと、コメントしずらいけれど・・・、

「「ちょっとがんばる気持ちが出て来た時」に
ゆび点字というコミュニケーションとか、
盲ろう協会や友の会とか、通訳介助者の存在を知れたことがとても大きかったな。」の

「ちょっとがんばる気持ちが出て来た時」というところが、key(鍵)でしょうかねー。

ホントはyuyuはとっくに、miyuに出会ったときから、盲ろう協会があるって知っていたし、
その後、もっと早い時期に、「指点字」の存在を知って、

miyuにも、さりげないおしゃべりの中で伝えたことはあったよー。

でもさ、点字も指点字も、まして盲ろうの方の団体も、
とても気持ちが受け入れられる状態ではなかったんですよね。

だから、yuyuは早い時期から、遊びながら点字の絵本を出しては引っ込めたり、
なんとか誕生日に点字というよりも「触る絵本」として、点字の絵本をあげたり、

miyuの反応を見ながら、「まだダメかー」と引き下がる日々。

miyuが点字を拒否っているのに、
あんまり嬉しくない誕生日プレゼントだったのではないかなー。
(みんなはmiyuが喜びそうなものを一生懸命考えているのにね・・・)

それでなんとか年が明けて、少しモチベーションが持てそうだと感じられた瞬間に、
一気に盲ろう協会になだれ込んだ感じです。

だから、単に「情報が受け取りにくい状態だから、情報が得られない」とだけは言い切れなくて、
どういうタイミングで情報を得ることができたか、ということも大切なのではないかな、と
学びました。

そのタイミングがうまくいかなくて、つながりを持てない人たちもいるのではないかな?

だから、今miyuが情報を得て、社会とのつながりを持って
元気にいろんな可能性を実現していることを見せていくことも、

タイミングをつかめずに家に閉じこもることになった人たちへの
助けになるのではないでしょうか。

そして福祉の支援者は
気持ちが受け取れる状態でない時に、紹介して、相手が受け取れなくても、
それで、相手が望まなかったと諦めるのではなく、

いつかそれを受け入れられる日を目指して、根気強く情報を提供していったり、
受け取れるタイミングを見逃さないように、しっかり付き合うことが
大切なのではないかと、感じました。

更に、本人の心さえしっかり定まれば、あとはいろんなことが、
小さな雪玉がごろんごろんと転がって、大きな雪玉になってしまうような、
奇跡的な展開を起こしていくことを目の当たりにして、

心を整えるということも大切な支援なのだなー、と改めて認識しました。

実際のところ、動機付けをして盲ろう協会につながるまでが、
yuyuにとって勝負だったり、大変だったりしたけれど、

つながってしまったら・・・関係が深まってきたら・・・

私がすること、もうないじゃない?なくらい、
すっかりmiyuがたくましくなって、しっかり他の人の支援を受け取ることができるようになって、

それは盲ろう者協会や大学の方、そしてmiyuに出会った沢山の方が、
温かい手をどんどん積極的に差し出してくれたことや、施策としても、

miyuの神さまである福島先生が、
盲ろうの方々が人とのコミュニケーションを失わずに社会の中で生きていけるように、
盲ろうのハンディの質と大変さを伝え、通訳介助者の制度を作り、

道を切り開いて、種を蒔いて、いろんな人を巻き込んで丁寧に育ててくれたおかげ、
私たちはその実を享受させてもらうことができたおかげではないかな、と思います。

そして、それらのおかげで!!

yuyuは実際の通訳や介助などの直接的な支援ではなく、
大学やほかの人との間に立って橋を渡していく役目でもなく、

ちょっと+α(アルファ)な部分をお手伝いできるようになって、

yuyuは本当に助かったー。救われたー。(←miyu怒るかなー)
だから、もともとやらなくちゃいけないかな?と思っていた支援をやらなくて済んだ分、

何か違う形で、miyuの応援をしていきたいな、と思っています。

みんなに少しずつ、自分の得意な部分で支援をしてもらうのと同じように、
私も、私の得意な部分で、miyuのお手伝いをしていけたらいいなーと思います。

でもさ、願い事はちゃんとランプをこすってね。
知恵のあるアラジンのようにジーニーをランプも擦らずにこき使ったりして、

そんなことしてるから、ランプをよそに奪われたんだよ。
悔しかったら知恵をふりしぼって、ランプを取り返すんだ!!

読んでいる人は、なんのことやらでしょうね・・・すみません。

では、また。

ゆゆ
[PR]
by mi-yu-yu | 2012-10-29 22:57 | 盲ろう | Comments(1)

お出かけ

055.gif yuyuさんへ

いつもの私にとって、ありえないほどの早起きをして、
今日はみんなで水上バスに乗って、お台場に遊びに行ってきました!!

私も、ゆび点字を一生懸命やってくれている、
大学の男友達を1人誘ってみるという、初めての試み!

あいにく天気がイマイチだったので、水上バスに乗りながら、
甲板に出て海のニオイや風を感じることはできませんでしたが…(泣)

水上バスの揺れの感じは、電車とあまり変わらないかなー…と思ったけれど、
でもやっぱりみんなで景色をみながら、おしゃべりできる楽しさがありますね。

お台場ビーナスフォートでは、触覚と嗅覚を駆使したショッピング。
みんなそれぞれ自分の好きなものを見ればいいのに、
私も楽しめるようなお店ばかり連れて行ってくれます。(泣)

私に伝えなくたって、自分は困らないのに、私に楽しい世界をわけてくれます。
みんなが周りにいて、一緒に笑いあえる、(笑いあえることを探してくれる?)

それってどれだけ幸せなことで、感謝すべきことなんだろうと思います。
人の優しさって、とっても温かい。

ランチのあとは、ペットショップに遊びに行って、
いろいろな種類のわんちゃんたちを、車イスのひざの上に抱っこさせてもらいました。

生後数カ月の小さいわんちゃんのぬくもりと、
フワフワな毛の手触り、ちょこんとしたしっぽ…。

とってもかわいくて、うれしくて、でも見えないから、手をのばしたら、
目などを刺してしまいそうな怖さと、壊れ物を扱うような慎重さと…

だけどそのわんちゃんたちに、「この子はいくら」、「この子はいくら」…って、
値段がつけられているんだと思うと、少し悲しい気持ちになりました。

さわってみると、みんなかわいいちっちゃなわんちゃんたちであるのに、
「一番高いわんちゃん」と「1番安いわんちゃん」がいました。

値段なんて関係なく、どのわんちゃんたちも、
みんなそれぞれ、いい犬生を送れますように…。

…そんなわけで、他にも、キティーちゃんのかぶりものをしている人にも、
がっしり手をにぎられたり、芸能人がいたり、とてもおもしろい1日でした!

かわいいくまグッズもゲッドできましたー!!
本当にまわりのみなさんに恵まれていて、とっても幸せを感じた1日でした!

みゆ

055.gif miyuへ

ほんと、毎日毎日、充実していますねー。
まさか、そんなおもしろそうな一日を過ごしていたなんて。

おまけに一緒に青春も謳歌していたなんて!羨ましい・・・。

明日から、また大学の一週間ですね。
元気に楽しんできてください!おやすみなさい。

ゆゆ
[PR]
by mi-yu-yu | 2012-10-28 23:57 | 日々のこと | Comments(1)

星の王子さま・完

055.gif yuyuさんへ

「星の王子さま」は薄い本ですが、読み終わるのに、
こんなに時間がかかってしまいました。
大学に疲れて、半分寝ながら読んだこともあったような…。

おそらく、いろいろな解釈のし方があると思いますが、
噛めば噛むほど味が出るというか、読むたびに違った側面が見えてくる本でした。

前に読んだときは、あんまり心に響かなかったけれど、
(というか、フランス語で読むことに精いっぱい!)
今なら少しわかるような気がします。

私は病気だけれど、あとどのくらい生きるかなんて、神さましかわからない。
今健康で、まったく障がいがない人だって、明日命を落とすかもしれません。
障がいを持つかもしれません。( 私)

世の中には「絶対」なんてありませんよね。
そんなの誰にもわからないこと。

私たちは誰しも、毎日を一生懸命生きることが大切なのだと思います。
自分の人生のリミットなんて、考えたってわからないのだから、
想像したってしかたがない。

それに、「最期」って、ないのかもしれません。
「死んだように見えても、古くなったぬけがらをおいて(「星の王子さま」)」、
違う星のどこかを旅しているのかもしれません。

ものを見て、一緒に笑いあった日々を思い返すだけで、
とても満たされた幸せな気持ちになれる。

「出会えて良かった」って、本当に思える。
心に生きている命だって、感じあえる。

だから私も毎日に全力投球しよう!
やりたいことをあきらめない!

障がいのせいにすることは簡単だけれど、そんな人生はつまらない。
自分の興味をくすぐるものは、どんなことだって、チャレンジしてみようと思います!

やってみて、引き返すことも、「負け」ではないと思います。

人生って、本当に宝石がたくさんつまっている。
なんでもない日の幸せを感じよう!

みゆ

055.gif miyuへ

前回はフランス語で・・・今回は点字で・・・
「星の王子さま」読破、お疲れ様でした。

翻訳者の池澤夏樹さんは、あとがきで
「ここではストーリーはメッセージの容器でしかない」、
「この本は要約できないことを伝えるために書かれた」と言っているように、

「星の王子さま」は解釈や要約なんてするのがヤボな感じで、ただ味わっていたい、
そこに秘められたメッセージを自分なりに感じていたい、そんな本ですが、

同様に、miyuのメッセージも、余計なことを言いたくない、
ただ感じていたい、そんな記事でした。

そして、yuyuは魂の存在を信じていて、miyuの言うように、
「死んだように見えても、古くなったぬけがらをおいて(「星の王子さま」)」、
違う星のどこかを旅しているのかもしれないな・・・と思っています。

いつも「またね。」ってお見送りしています。

でも、この世で生きるには、肉体が必要で、魂だけでは経験ができない。
肉体はもしかしたら重い荷物かもしれないけれど、やっかいな時もあるけれど、
魂だけがいきすぎてもダメで、

この肉体があって、この世での魂の経験ができる。人は、心と身体で生きている。
だから、みんな自分の身体を大切に扱ってほしいなーと思います。

そして、いろいろ切ないことや大変なこともあるけれど、
そんな中にほんの一瞬でも「ダイヤモンドを発掘するような喜び」が隠れているから、
この人生はおもしろいのかなー、と思います。

miyuに出会えたことも、miyuを取り巻く素敵な人たちに出会えたことも、
私の人生の中では、素敵なキラメキを持つ宝石を発見できたような喜びです。

ゆゆ
[PR]
by mi-yu-yu | 2012-10-27 23:05 | 読書 | Comments(1)

光と影

055.gif yuyuさんへ

今日はなつかしのエンジェルと会うべく、
そしてついでにおいしいタルトを食べるべく、
フランスのおうちに迷いこんだようなお店にいきました。

今日は気持ちのよい秋晴れで、とっても日差しが温かかったので、
電車を使わずにのんびりお散歩しながら待ち合わせ場所までいきました。

いくつものカラフルな橋を渡って、道端に植えられているマリーゴールドや
かすみ草をさわったり。
通訳さんが伝えてくれる川岸の遊歩道の風景を眺めながら・・・。

車イスを押してくれる通訳さんは大変だけど、私にとっては電車に揺られているよりも、
ポカポカ温かい自然の中を歩く方がずっと好きです!!

私たちはいろんな大変さの中で生きているけれど、幸せの形は人の数だけある。
その時は辛くても、あとになって思い返せば幸せのひとつになっていることだってある。

神様は私に、苦しみだけを与えたのではなく、
苦しみの影にたくさんの喜びと幸せを用意してくれていたのだと思います。
(光と影のレンブラント!!光も影もムダなものなんてない!)

そんな幸せに気づけたことも幸せ!!
タルトを食べながらの女子会、楽しかったです!

しかも、もうすぐハロウィンだから??
お家に帰ってドアをあけたら、魔法使いさんがいましたよ!!
今日はたくさんの幸せを見つけましたー!

みゆ

055.gif miyuへ

魔法使いって、私のこと??

今日は鬼の居ぬ間に、久しぶりにママとおしゃべりできましたー。
(鬼ってmiyuのこと!)

なんか・・・、全然すっきりしちゃって、
魔法なんていらないじゃない?!

だから、今日はこれでおしまい。
じゃねー。

ゆゆ

miyuより055.gif

…(泣)


yuyu: なんで?!幸せな気分でおやすみー☆
     明日も素敵な一日なりますように♪
     私は朝から大学だー。miyuと同じく学生みたい。遅刻しないようにしないと。
[PR]
by mi-yu-yu | 2012-10-26 23:13 | 思い | Comments(0)

切ない話

055.gif yuyuさんへ

「幸せとは…出会いです!」
翻訳の授業で、フランスの先生が言いました。

人との出会いも、言葉との出会いも、食べ物との出会いも…
自分の中にフィットすれば、幸せになる。

その出会いが心にフィットしないこともあるけれど、
それもまた出会いの1つなのかな…。

今日、母の知人で、完全ボランティアで、
人間に捨てられて、保健所につれていかれそうになっている犬やネコを引き取って、
新しい飼い主をあっせんしている方のお話を聞きました。

物のように、邪魔になったから簡単に捨てる、いらなくなったら保健所につれていけばいい…。
そういう人があとをたたないそうです。

私は動物がすごく好きで、小さい頃は、
「保健所に捨てられた犬を全部引き取って、
みんなが安心して走り回れるような牧場をつくりたい!」
なんて、ムツゴロウさんにあこがれていました。

犬とだって、キズナができたら、
悲しみや喜びを感じられる友達のような存在になれると思います。

だって、人間だって、動物にかわりはないと思うから。
そういう話には、めっきり弱い。

かわいがって、たくさん愛情を注げば、犬だって、それに答えてくれるのに。
環境がそうしてしまっただけなのに。

どうしていい飼い主、悪い飼い主、どちらにあたるかで
運命を左右されなければならないのでしょう。

悪い飼い主に当たってしまっただけで、
もともとは人間が大好きな心のやさしい犬もいるのに、

捨てられた記憶がフラッシュバックして警戒心を持つようになってしまったりして。
そんなの、せつなすぎる…。

どんな飼い主と出会うか、くじ引きのような確率なのに、一生がかかっているなんて。
そういう犬を1匹でも救えたらいいなーと思っているけれど、
盲ろうではどうやって世話をすればいいんだろう。

そこらへんにおしっこをされても、わからないし、お散歩も連れて行ってあげられない。
でも、盲ろうでも何かできることがあるんじゃないかと思います。

私、兄弟のようにかわいがっていた以前の飼い犬にも、よく話し掛けていたし、
犬とおしゃべりするの、得意だし!

すごくかわいがる自信はあるけれど。
ボランティアでいいから、事務とか、メール連絡の処理とか、何かできないかなー。

あーせつない…涙でます…

でもそれって人間も同じで、いい家族にあたらなかっただけで、
虐待されたり、他人を信じられなくなったり…
あーせつない…

みゆ

055.gif miyuへ

世の中には、切ないこともいっぱい・・・
今日は、miyuも人の話を聞いて切なくなっていたんですね。

yuyuも、脳天気なことばかり書いているけど、
yuyuの出会いは、せつないことがいっぱい・・・(素敵な出会いもいっぱい!)

言葉を失うような、何もできないような、胸が締め付けられるような、
キュンとするようなことも・・・

いろいろな背景を知るたびに、だんだん、ものが言えなくなってきてた。
強さも弱さも持っているのが人間。

正論ではいかんともしがたいこと、正しさに苦しめられること、
そんなこともあるんだなーと思います。

今は、目の前に現れた切ないことに対して

正しいかどうかではなく、人として美しいかどうか、
それを大事に行動したいと思います。

そしてそう言う「人の美しい部分、良い部分」が外に表れて
広がっていくといいなーと願っています。

声高に正しいことを主張することは簡単だけど、
わかっていてもそれができないこともある。

正論に苦しめられる人たちもいる。

自分にできる小さなことを具体的にやっていく、
そういうのも大切なのではないかな、と思います。

全部の犬を救うことはできなくても、
きっと小さな「miyuにできること」が見つかると思うから、

もし、そういうのが見つかったら、ささやかなことでいいから、
やれることをやっていったらいいね。

「涓滴(けんてき)岩を穿つ(うがつ)」「雨垂れ石を穿つ」っていうから、
(わずかな水の滴(したた)りでも、長い間には岩に穴を明けるということから、
 絶えず努力していれば、ついには大事を成し遂げるということ。)

水一滴の力でも、大切に思うことのために
小さなことでも行動するってことが大切なのかも。

小さな水の一滴が波紋のように広がっていくって言うしね。
大きなことはできなくていいから、自分のことを大切にしながら、

人や動物?のために、ちょっと力になれることがあったら、
miyuの力を提供してあげてください♪ 

役に立つ方法はいろいろあるからね!

ゆゆ

miyuより055.gif

それにしてもせつない…
私にできることってなんだろう…
なにができるだろう…?

yuyu: 何ができるかは、ゆっくり考えたらいいよ。
     しかし、事務とかメール処理とか言っている時点で発想は貧弱かも・・・?!
     なんて失礼なー!!おやすみー。

miyu: わかりましたー!
     だって盲ろうでできることってわからないんですもーん。
     まー考えますからいいですよー。
     おやすみなさーい!
[PR]
by mi-yu-yu | 2012-10-25 22:27 | 思い | Comments(0)
055.gif yuyuさんへ

私たちは人間になるべく、もともと同じように生まれてきたわけで、
どこの国、民族、宗教、家柄、貧富、障がい、などなど…、

それぞれの人生に関わるどのアイテムを所持するか、なんて、
生まれてみないとわからないもの。

生まれてから、そういったいろいろなアイテムが体にまとわりついてくる。

そのアイテムの組み合わせこそ、
それぞれの個性であり、アイデンティティでもあると思うけれど。

はー…難しいー。

それはそうと、今日はなぜかディズニーランドのなつかしい話になりました。
「私には遠い遠いお話さ!」と、思っていたのに、

「車イスに坐ってたら、ミッキーたちが近寄ってきてくれるよ!」とか、
ディズニーの仲間たちをペタペタさわりまくる特権とか、

おみやげやさんを大冒険すること、ポップコーンやチュロスを食べ歩くこと、
アトラクションは乗らなくても、意外と楽しめそうな気もしてきました。

今までとはかなり違うディズニーランドの楽しみかた!!
こっちの楽しみ方もステキだ!!

そして、いずれ本当に、ファーストクラスでフランスへ行って、
ラベンダー畑のいい香りを身にまとうべく!

ディズニーランドの飛行機みたいな乗り物で、練習してみるのもいいかも??

並ばなくていい、障がい者パスで、
ファーストクラスみたいにスイスイとご搭乗することも疑似体験できてしまうかもー!!!

みゆ

055.gif miyuへ

わー!!ホントだ!
ディズニーランド、ファーストクラスで楽しめるよー♪

さすが学生さんたちの発想。

おまけにディズニーランドのキャストも、全盲ろうだなんて知ったら、
どうやって全盲ろうの人にディズニーランドを楽しんでもらえるか、

更なる工夫とアイディアで楽しませてくれるかも。
夢の国のエンターテイナーたちだもの!!

わー、いったいどんなディズ二ーランドになるのか、考えただけでワクワクしちゃう。

絶対、普通じゃ体験できないディズニーランドを体験できるから、
みんなそれを体験してみたくなって、

みゆのお供が30人くらいになっちゃうかも。(もっと多かったりして!)
何人まで優先的に一緒に乗せてもらえるかなあ・・・

yuyuもぜひお供したいーーーーーーーーーーーーーーー。

なんか、これ夢実現のブログみたいになってきたね・・・。


yuyuは、日本に生まれたってだけで、
人生のファーストクラスに乗ったみたいなものだな・・・と
いつも思うんです。

まるで王女さまみたいな暮らしだな。って。
アイスクリームだって、食べたい時にコンビニで簡単に買えちゃう。

(↑ 「アイスクリームの歌」って知ってる?
「おとぎ話の王女でも、昔はとても食べられない、アイスクリーム♪」って歌詞の歌。)

水だって水道をひねれば出てくるし、娯楽が沢山溢れている。
でも、なんだか、それが当たり前になっていて、みんなあんまり嬉しそうじゃない。

もったいないなー。幸せがゴロゴロ転がっているのに。
まあ、大金持ちが、つまらなそうにファーストクラスに乗っているようなものかもね。

私たちは、ファーストクラスの特権を最大限に楽しんで生きていこう♪

miyuは日常生活の大変さを受け持って、
身をもってみんなに「当たり前の幸せ」をお知らせしているんだから、
いろいろなことを「感じられる喜び」をお知らせしているんだから、

堂々とファーストクラスに乗っちゃってください♪

そして、こんな状態でも「楽しめるんだ」ってことまで
身をもって示してくれたら、
みんなに勇気の贈り物をしているようなもの。

一緒にファーストクラスな旅をして行きましょうね♪

ゆゆ


miyuより055.gif

まっ暗で静かなテーマパーク!
頭の中がファンタジーですね!
1つ1つ、夢をかなえていけたらいいなー!

yuyu: なるほど・・・単純に浮かれている場合じゃないね。
     真っ暗で静かなディズニーを体験しているmiyuに、
     いかにファンタジーを伝達できるか・・・

     やっぱり日頃から、yuyuは伝達力のトレーニングを
     miyuはイメージ力を育むトレーニングが必要かも。
     もう、今から毎日、心はディズニーランドで遊ぼう♪
 
    夢を叶えるためのワクワクが、一番心にも身体にも効くんだよー。
    そして、おまけに夢も叶っちゃう!!夢実現の法則をここで実現するだけで、
    みんなにとっても夢と希望を与えちゃうよ♪
[PR]
by mi-yu-yu | 2012-10-24 21:05 | 思い | Comments(1)
055.gif yuyuさんへ

今日は大学の前に、ステキなメンバーでちょっと早目のランチをしに行きました!!

私が午後から授業があるため、わざわざ近くまでいらしていただいたせいで(?)、
オチオチ朝ごはんを食べる暇もなかったようです。
申し訳ないです。

私なんて、ほとんど移動がないものだから、
1人悠々と朝ごはんも食べて行っちゃいましたよー!

今日お会いした方は、前からうわさは聞いていたので、
ぜひ会ってみたかった方ですが、すごくおもしろい!

頭のいい(対面ゆび点字もできる!)、やさしいステキなおじさまでした。
しかも、早食いでビックリ!

盲ろうだと、食べてる間は、おしゃべりのための大切な手が使えなくなるし、
思いっきりおしゃべりをするために、やっぱり早食いになるのでしょうか。

せっかく誰かといる時に、食べることに時間をとられるともったいないですからねー。
でも、一緒にお茶を飲んだり、食事をするって、

心をリラックスさせたり、連帯感などが生まれる、人と仲良くなるための必須アイテムだし、
早食いして、さっさと食事を片づけるしかないですねー。

今日お話を聞いて、やっぱり卒業したら、フランスに留学したいなーと思いました。

でも、見えない状態で、電車に乗ることさえ怖くてしょうがなくて、なかなかできなかったのに、
飛行機に何時間も乗るなんて、どれだけハードル高いのか……。

フランスのラベンダー畑には行きたいから、どこでもドアみたいに、
一瞬でフランスにワープできればいいのですが。

フランスで生活することの不安よりも、飛行機に乗ることのほうが怖いです。
ま、何はともあれ、今日は本当にステキな出会いがあり、とっても楽しかったです!

おまけに、取材がもう1つ増えるかもー!?
でもあまり手を広げると、1日48時間あっても足りないので、ボチボチいきましょう!

みゆ

055.gif miyuへ

今日も素敵な出会い、良かった!!

なんとー。
先日、「miyuの夢とyuyuの夢は合作できるものだ」と言ったばかりですが・・・
「合作しないとダメ」みたい。

yuyuの「ワクワクする夢」はね・・・飛行機のファーストクラスでの旅なんです♪

しかも、さっきyuyuの夢を知っている妹と、miyuの噂でもちきり?で、
「フランス行き実現しちゃいそうだねー」って話していて、

「miyuみたいな人ほど、身体が大変だからファーストクラスで行かないとね♪
やっぱ、合作だね。」と話していたばかり・・・。

ファーストクラスはさ、乗る前から、ファーストクラス用のラウンジでのんびりお茶して、
時間になったら、並ばずにささっと機内に案内してもらって、

椅子もスペースもゆったりしていて、
シャンパングラスでウェルカムシャンパンを乾杯するんですよー。

お食事も白いクロスをかけてちゃんとした食器で出されるの。
眠るときもフルフラットで快適よー。トイレもファースト専用で混まないし、いつもピカピカ。

全然、怖いどころかワクワクしない?!しかも合作なら、yuyuがいるから心細くないでしょ♪

一緒にファーストクラスに乗ってシャンパングラスで夢実現の乾杯をするって、
楽しみじゃない~♪ ?!そして一緒にラベンダー畑に埋もれましょう♪

今日は、miyuのメールが送られてきた時には
もう寝ようとパソコンの電源を落としてしまったところだったので、

明日の朝、返事を書くか~と思っていたのだけど、
内容を読んでイメージしだしちゃったら、こっちがワクワクしてきちゃって、眠れなくなった・・・

というわけで、結局、真夜中に返信書いています。
ぜひぜひ二人の夢を叶えましょう♪

でも・・・留学するなら・・・帰りはyuyu一人かなー。
ま、一人旅も好きだからいいけどね。

じゃ、ラベンダーの香りに包まれて、リラックスして眠りにつきましょう・・・
おやすみなさい☆

ゆゆ

miyuより055.gif

パソコンきったはずなのに、返信がきたー!
ビックリしました!

シャンパン飲んでも嬉しくない人はどうすればいいんですかー??
それからフランスに置いて行かないでくださいー!!
だってそうしたら、私の帰りだって1人で飛行機!!こわすぎる!

おやすみなさーい!

yuyu: そっかー。別にオレンジジュースでもいいけど・・・
     これはyuyuだけが超ワクワクする夢だったか・・・
     じゃあ、合作は「なし」・・・ ?
[PR]
by mi-yu-yu | 2012-10-23 23:36 | 思い | Comments(0)
055.gif yuyuさんへ

今日の授業は、撮影隊が入り、ちょっといつもと違う空気でした。

授業の始まる前に、教室にカメラがセットされていて、
私が登校すると、すでにミニスタジオになってました!

先生も、お忙しいのにインタビューを受けてくれたり、
取材にヤル気を出してくれていて、いつも以上のあたたかさ。

改めてステキな学科だと思います。

先生も、友達も、ひと声かければ、みんな喜んで協力してくれて、
取材によって、更にみんなの温かさやネットワークの大切さを感じています。

今日はなんと!先生と2ショットまで撮ってしまうほどで、
あーん…私もカメラ持っていけばよかったなー。
(盲ろうのお姉さまが、見えない状態での写真の楽しみ方を教えてくれたおかげで、
 最近の趣味は写真です!)

でも、本当に私にとって、カメラが入ろうと、じーっと見られようと、なんだろうと、
私の授業の妨げにはならず、(ほかの学生さんには迷惑ですが)、

圧迫感も、他人の視線も、なーんにも、
言われなきゃ全然気にならなくなってしまいましたー。

それっていいことなのか、悲しいことなのか、ビミョーなところですが。

今日はカメラに撮られているということもわかっていたので、
いつもより緊張してピシリと授業を受けようと思っていたけれど、

先生の講義を聞いているうちに、頭は次第にフランスへワープして、
空想の世界を楽しみました!!

楽しかったー!
こうして授業を受けられて、大学に復学できて、本当に幸せです!

みゆ

055.gif miyuへ

(miyuでなく)学校のみなさん、撮影お疲れ様でしたー。

miyuはすっかり自分の授業の世界に没入して、
ほかの学生さんたちが、
「いつもより緊張してピシリと授業を受けていた」のではないかなー??

いや、一番緊張するのは授業を全国に公開される先生?!

なんか、想像してちょっとクスリと笑ってみたり。

「盲ろうでの大学生活の体験」も、
「盲ろうの人と一緒に学ぶ、大学生活の体験」も、

どっちもなかなかできるものではない、貴重な体験ではないかなー。

なんて言ったら、みゆに怒られるかな?
好きでやっているわけじゃあ、ないものね。

放送される日を楽しみにしていまーす。
それまでに・・・テレビを買わなくちゃ。

ゆゆ

miyuより055.gif

おそらく新聞にのるほうが先なので、テレビはゆっくり選んでください!

yuyu: はーい♪
[PR]
by mi-yu-yu | 2012-10-22 22:08 | 大学でのこと | Comments(1)