“オリジナル上映会”
21日は、春分の日!
なのに、大雪!
そんな中でわが家にきていただき、
映画“ロマンス劇場”の
オリジナル上映会をしてもらいました!
3人(←ママ、カピバラさん、ゆゆ)が
私のために協力してくださり、
豪華でぜいたくすぎる上映会。
映画に登場するアイテムとして、
様々な小道具が、
ストーリーの合間合間に登場しました…!
おもしろかったー!
※映画をご覧になっていない方には
意味不明だと思いますが、
小道具はたとえば、
ハンチング帽、ラムネのおかし、
ドロップ、三獣士(ぬいぐるみ)、
オカリナのお守りにみたてた
サブレー(クルックー)、
バラの花(+化粧ミストで香りも)、
日傘(映画ではツンツン足をつつく)、
透明下敷き(電話ボックスの透明なガラスを表現)、
王子のマント、
かき氷(家で味わったのは、
さくらの花びら入りのシロップで、
おいしかったー!)、
小さな宝石箱に入った指輪、
手をつなぐハンカチなど。
いつも映画をみるときは、
ストーリーを追うのに必死なので、
映画をリラックスして楽しむ
余裕はあまりないけれど、
今回はじっくり6時間もかけて
楽しませてもらって、
久しぶりにちゃんと
じっくり映画をみた
(読んで触って体験した?)感が
ありました。
シナリオに起こして、
いろいろ考え、
準備してくださったゆゆさん。
心よく手伝ってくれた2人。
ありがとうございました!!
なんか、自分の状況や気持ちに
似ているところがたくさんあって、
客観的にみると笑えましたが、
感情移入して、最後は
心がズッシリしました。
上映会が終わってしまった
寂しさもあったのかなー。
☆――
(以下、ネタバレありな感想)
この映画を読んで(観て?)いて、
いろんな映画や物語を
思い出していました。
たとえば、“ローマの休日”、
“晴天の霹靂”、“モダンタイムス”。
ゆゆさんが作ってくださった、
宇宙から地球にやってきた
ラミたんの話も思い出しました。
それと私は、
主人公の姫の強い言葉は、
決してワガママなんかではなく、
自分に正直だともいえると思いました。
心にある悲しみに
自分が負けてしまわずに、
それをエネルギーに変え
自分を奮い立たせて、
前に進むための、
自分を律するための力なのではないかと。
ただ、多かれ少なかれ、
心に弱さはみんな持っているだろうから、あまりに心の叫びが1人だけ目立つと、
他人から見れば“わがまま”になってしまうのかな、と思いました。
とはいえ、主人公の姫が言った、
(「おまえは、普通の恋をしたほうがいい」ってとこ?)
「当たり前のことを当たり前にできる人と一緒にいたほうが幸せだ」っていう心情は、
私もカピバラさんに対して
そのとおりだと思うから、
心につきささりました。
世界がちがう人同士が一緒にいて、
なにが楽しいのか?
病気になった頃から、
さんざん自分に問いかけたことでした。
“なにが幸せかは、本人が決めること”
という答えは、
まあ、それなりに
一応持っていますが、
完全に納得できるわけではなく、
その疑問はずっと持っているので、
痛いところをつかれた感じがしました。
できれば同じことを共有できたほうが楽しいのではないか?と思う。
変な例えですが、
私が行ったことのある国は
数カ国しかありませんが
その中で、日本と
特に違いを感じたのが
数年前のフィリピンのタガイタイ。
そのころは夏だったので、
どこに行っても
キンキンに冷房をかけて
寒いくらいでした。
水道の水が飲めないのは
海外には多いですけど、
レストランに行くと、
今にも崩れそうなお店で
カジノの形跡があり、
階段にはピカピカ光る
電気がついていました。
ストリートチルドレンや、
銃を持った男の人たちが
ウロウロしていて、
こわかったけれど、
いきなり歌って踊りだす人たちも
多くて、おおらかでした。
そういうところで
生まれ育った人と私は
そんな当時のタガイタイ(フィリピン)と
東京(日本)の生活文化の違いくらい、
おもしろかったり、
楽しさの価値観って違うのでは?
と思ってしまいます。
でもそれを超えて
一緒にいたいと思えるものって
なんなのか、
そしてその気持ちが
ずっと続くものなのか
考えさせられました。
育った環境が違いすぎる
2人だからこそ、
一緒にいることの意味とか、
人生観とか、価値観とかを超えて
通じ合う心と、
“好き”で盛り上がってる時だけではなくて
長い時間を過ごした事が
感動を呼ぶのではないかと思いました。
ありがとうございました!!
みゆ
ーーー
みゆさま
六時間も、映画の読み取り
お疲れ様でした。楽しかったね!
桜と雪の競演なんて、
まるで、映画の設定のような、
特別の日でした!
美雪姫の「観てくれて、ありがとう」
というメッセージ、魔法かな?
みゆが、笑ってくれると
ゆゆも、嬉しかったです。
(泣かせもしましたが、、、)
カピバラさんは通訳と俳優業で
大忙しでしたが、ご協力
本当にありがとうございました。
ママさんも、いろいろ気配りと
お手伝いありがとうございました。
ゆゆが、この映画を観て、
感じたのは、
はたからどう見えようと、
いろんな愛があって、
人には理解されなくても、
二人の中で、しっかりとした、
信頼と絆があって、
相手の気遣いや思いやり、
自分に向けられる優しさ、愛?
を受け取れれば、
二人なりの、
「世界が映画のように輝いて見える
ロマンス」(by映画館主、本多)
は、あるんだろうな…
ってこと。
そして、みゆとカピバラさん
二人の姿が重なってみえたのでした。。。
ゆゆ