“バリアフリー”
なぜ、バリアフリーにしてもらいたいかっていうと、
私の場合、自分が我慢するくらいならいいのですが、
一緒にがんばってくれる人たちがいて、
その人たちへの負担や大変さがふえてしまうから。
段差を超えられなかったり、お店に入れなかったり、
映画を観られなかったり…。
あきらめざるをえないことは、もちろん悲しいけれど、
あきらめる心は、当然もっています。
その中で、できるだけ自由に生きられることを考えているわけです。
でも、「一緒に楽しめると嬉しい」と思ってくださり、
がんばってくれる人たちを疲れさせてしまうことは、
私にとって、物事をあきらめなければならないことよりも
もっと悲しいことなのです。
つまり、何が言いたいかというと、
「バリアフリーであることは障害者のためだけではなく、
介助者にとっても大切なことで
介助者が援助しやすいことが、より障害者のためになる」
と思うのです。
私の住んでいる東京都もいろいろ考えてくださっていて、
新しい条例のために、様々な調査や会議をしてくれています。
東京の友の会からの意見書として、
重複障害のバリアフリーや、
私も車イス利用者としての意見を提出しました。
介助する人の大変さを考慮していただけたら嬉しいです。
みゆ
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ゆゆ
なるほど確かに。
みゆはもう、車椅子の上で
「まな板の上の鯉」
介助者におまかせするしかないなかで、
その人に苦労をかけていると思って
苦しんでいること、ある(多い)よね。
でも、介助のためのエネルギーが
少なくなればなるほど、
楽しみにエネルギーを注げて
みゆと介助者、双方の
ハッピー度があがります!
(ハードルが高すぎたり障害ばかりだと
介助者もエネルギー吸い取られます。めげます。)
みゆを楽しませたい、
一緒に楽しみたいと、
介助者もみゆと一緒に頑張ってくれて、
大変さを分けもってくれて
いるんですものね。
そして、そういう方が
沢山いてくれるほど、
ゆゆも安心してラクチンなのだ。
だから、バリアフリーがすすむと
介助してない、ゆゆもハッピー。
ハッピーな人が増えると
その周囲もハッピー。みんなハッピー。
どうか、いろんな場面で
バリアフリー化、よろしくお願いします。
ゆゆ
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みゆより
お返事ありがとうございます!
ゆゆさんは、介助というより、メンタルサポートだと思います。
…というか、ハッピーメーカーだから、
それこそ、支援者と当事者が円滑にお互いを大切に、
力を発揮できるために、
いい環境づくりやお互いに気持ちよい関係をつくるための
心の状態への支援をしてくださっていると思うので、
それこそ介助やコミュニケーション支援と同様に、
重要な支援をしてくださっていると思います。
おやすみなさい。