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大学4年生で聴覚と視覚を失った☆の王女さまmiyu。 新しい大学生活のスタート


by みゆ
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バリアフリー


“バリアフリー”

なぜ、バリアフリーにしてもらいたいかっていうと、
私の場合、自分が我慢するくらいならいいのですが、

一緒にがんばってくれる人たちがいて、
その人たちへの負担や大変さがふえてしまうから。

段差を超えられなかったり、お店に入れなかったり、
映画を観られなかったり…。

あきらめざるをえないことは、もちろん悲しいけれど、
あきらめる心は、当然もっています。

その中で、できるだけ自由に生きられることを考えているわけです。

でも、「一緒に楽しめると嬉しい」と思ってくださり、
がんばってくれる人たちを疲れさせてしまうことは、

私にとって、物事をあきらめなければならないことよりも
もっと悲しいことなのです。

つまり、何が言いたいかというと、

「バリアフリーであることは障害者のためだけではなく、
介助者にとっても大切なことで

介助者が援助しやすいことが、より障害者のためになる」
と思うのです。

私の住んでいる東京都もいろいろ考えてくださっていて、
新しい条例のために、様々な調査や会議をしてくれています。

東京の友の会からの意見書として、
重複障害のバリアフリーや、
私も車イス利用者としての意見を提出しました。

介助する人の大変さを考慮していただけたら嬉しいです。

みゆ

ーーー

ゆゆ171.png

なるほど確かに。

みゆはもう、車椅子の上で
「まな板の上の鯉」
介助者におまかせするしかないなかで、

その人に苦労をかけていると思って
苦しんでいること、ある(多い)よね。

でも、介助のためのエネルギーが
少なくなればなるほど、
楽しみにエネルギーを注げて

みゆと介助者、双方の
ハッピー度があがります!

(ハードルが高すぎたり障害ばかりだと
 介助者もエネルギー吸い取られます。めげます。)

みゆを楽しませたい、
一緒に楽しみたいと、
介助者もみゆと一緒に頑張ってくれて、

大変さを分けもってくれて
いるんですものね。

そして、そういう方が
沢山いてくれるほど、

ゆゆも安心してラクチンなのだ。

だから、バリアフリーがすすむと
介助してない、ゆゆもハッピー。

ハッピーな人が増えると
その周囲もハッピー。みんなハッピー。

どうか、いろんな場面で
バリアフリー化、よろしくお願いします。

ゆゆ

ーーー
みゆより179.png

お返事ありがとうございます!

ゆゆさんは、介助というより、メンタルサポートだと思います。
…というか、ハッピーメーカーだから、

それこそ、支援者と当事者が円滑にお互いを大切に、
力を発揮できるために、
いい環境づくりやお互いに気持ちよい関係をつくるための
心の状態への支援をしてくださっていると思うので、
それこそ介助やコミュニケーション支援と同様に、
重要な支援をしてくださっていると思います。

おやすみなさい。

Commented by くるみ at 2018-02-21 21:27 x
介助者にとっても、バリアフリーはハッピーになれるって視点…今まで持ったことがなかったな。

自分が我慢するだけならいいけど…ってのはよーく分かる。

そういや…前に研修会に手話通訳を依頼したときに、私のために用意された席は、スピーカーの位置が悪くて、すごく音がこもって聞こえるらしく、通訳さんが全く聞き取れないって事態が発生したときは、研修担当さんと話し合って、席を変えてもらったこともあったな。(私の席は最前列だけど、それよりも前の席のない場所に通訳さんがいたからかな…と)

私は「通訳さんが聞き取れないものは、みんなも聞き取れてないから、「よく聞き取れない」っていう状況説明だけでいいですよ」とは言ってるけど、通訳さんは必死に頑張ってくださるよね。

ってことを思い出しました。
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by mi-yu-yu | 2018-02-20 22:52 | 盲ろう | Comments(1)