心の平静さ
2017年 10月 10日
本日、世の中は祝日ですが、私は通常通り通学です。
学部時代は祝日も学校があることにうんざりしていたけれど、学費も自分で払うようになり、主体的に通学させてもらっている今は、祝日も休まない先生方がえらいと思うし、通訳・介助者(←自宅から大学までの送迎や授業のゆび点字通訳をしてくださっています)や、大学職員さん(←授業のパソコンテイクや、授業のあとにはノートがわりにログをまとめ、送ってくださっています)も、通常通りお仕事をしていただき、ありがたいことだと思います。
去年は“ほしの王子さま”をテーマに扱っていたのですが、今年はちょうど私が受講したかった“幸福論”!昔の人(特に哲学者)が幸福をどのように考えてきたのか、について考えています。
少人数なので先生との距離が近く、ゼミのようですが、50代くらいの方も受講されています。アンケートによれば、みなさん、本当に様々な絶望の時を体験されており、その経験があるから、より幸福について考えたくなるのかもしれません。
古代ギリシアの哲学者・エピクロスは“健康と平静さ”をあげているそうです。平静さとは、心が波だたないことで、私も、特別なことがなくても、健康で、穏やかな毎日が幸せだよなーーと思います。
もうろうになってもそう。病気が進行せずに、安心できる人たちと、ただ穏やかに暮らしていられるのであれば、幸せでいられると思います。
落ち込んだり、不安になったり、でも幸せを感じたりする私の心は、忙しくて、気分に波がありすぎだと思いますが、もっと平静でいられるように、感情をコントロールできるようになりたいものです。