大学4年生で聴覚と視覚を失った☆の王女さまmiyu。 新しい大学生活のスタート


by みゆ
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鹿児島

“鹿児島”

思えば、鹿児島には4日間滞在しただけなのです。
あれから1週間と数日しかたっていませんが、

「あの日々は夢だったのか?」
と思えてしまうほどなつかしい。

あの濃密な充実の日々がなつかしいなあ…。

鹿児島の友の会は、まだできたばかり。

登録している通訳・介助者が3人と、
ボランティアの方が数人で、
7人ほどのもうろう者を支えています。

私が鹿児島に着いたとき、
当事者・支援者、みなさんで
駅までお出迎えにきてくださっていました。

雨続きだった東京の涼しさとはうってかわり、
太陽が照りつけ、もわっとした暑さの毎日(30度ごえ)でしたが、

帰りも改札の中にまで入って、
新幹線のホームまでお見送りに来てくださいました。

みなさんにお礼をしたあと、私たちは新幹線に乗り込み、
停車しているしばらくの間、座席の窓から手をふっていました。

驚いたことに、情に厚い鹿児島の方々が涙を流してくださっていました。

この4日間のあっというまに過ぎてしまった日々。
たくさんお話して楽しかった日々。
いろんなことが胸にこみあげました。

鹿児島の方々も、別れをさびしいと悲しんでくださっていることが、
なんだか嬉しくて、私も涙がでそうでした。(グッとこらえました)

片道8時間なんて、どってことないじゃないか。
出会えないままに人生が終わってしまうより、鹿児島にきて本当によかった。

いい人ばかりと知り合い、笑いあって、
毎日睡眠不足なハードスケジュールでしたが、とても楽しく過ごせました。

またすばらしい出会いに恵まれたこと、改めて心から感謝です。

鹿児島では講演の他、すべての日、車を出して名所を案内してくださいました。

胸が苦しくなった知覧の特攻隊の資料館。
足が軽くなった指宿の温泉館(手湯、足湯、砂風呂など)では、
石が並んだ足つぼ道があり、それも楽しみました(痛くて歩けなかったけど)。

そうめん流しでは、竹の筒に流れるそうめんを想像していましたが、
鹿児島のは全然違い、わたあめをつくる時のドーナツ型の入れ物に水が流れ、
そうめんがグルグルとまわっていました。

その店では初めてコイのお刺し身も食べました!
(泥水ではなく、綺麗なお水で育てたコイは生くさくないのだそう)。

とろけそうなお肉のトンとろとんこつラーメン
(店員さんが来ているぶたの鼻がデザインされたTシャツ、かわいかった!)、

大行列だったしろくま本店(フルーツのかき氷に練乳がけ)、
篤姫や西郷どんゆかりの地(松林)、

フェリーで渡った桜島
(怒りくるっているのかと思うほど噴火していたけれど、歓迎の噴火らしい。
火山灰に埋もれてしまった鳥居には衝撃)、

かなりおなかが苦しかった黒豚しゃぶしゃぶ
(生絞りオレンジジュースは氷も生絞りオレンジでできていて、
氷が溶けても薄まらないというすばらしさ!)。

盲人、ろう者、盲ろう者が働いている作業所も
見学させてもらったのですが、

スーパーから受注している野菜の袋づめなどをしていて、
まわりの人と助け合いながら
盲ろうの方も真剣に素早い手際で仕事をされてました。

最後に食べた、ジューシーでおいしかった黒豚とんかつ… 。
9日の夕食ではサプライズの誕生日会までしていただきました。

ハッピーバースデーのメガネとカチューシャをして、
ホールケーキが出てきたり、プレゼントをいただいたり、

みなさんの寄せ書きとともに、手作りの色紙をいただいたり…。
個人的に素敵なものをつくってきてくださった方も。

本当の豊かさってなんなのだろう。
ついついお金や肩書きに左右されてしまうけれど、
こんなにも暖かく優しい方々が私の事を歓迎してくださって、
楽しい思い出ができた事にとても幸せを感じます。

そんなことを考える、鹿児島の雄大な自然と、出会いの豊かさでした。

みゆ

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みゆさま

お帰りなさいませ!!
楽しく豊かな旅をしてこれたようですね。

旅行中に桜島が噴火しているニュースを聞きました。

心配しながら、(振動や火山灰が)
「みゆには返って鹿児島を感じられるかも」
なんて、不謹慎なことを考えましたが、

それは本当に桜島・鹿児島が
みゆを歓迎してくれていたんですねー!!

地熱で温まった砂風呂や、あちこちに湧く温泉で

「この地球が生きて活動している!」
って実感できたでしょうか?

そんな中、桜島にもちゃんと渡れたようですし・・・
しっかり鹿児島の空気と味覚を味わえたみたいですね。

そして何より、素敵な出会いがたくさんあったようで
よかった!!

長旅お疲れ様でした。

ゆゆ

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みゆより

お返事ありがとうございます!

フェリーや車にのっていたからか?揺れは感じませんでした…。
火山灰もふっていなかったのですが、
地面にふりつもっている火山灰の上を歩いてみると、
粒子が細かいらしく、すべるようにつるつるしていました。

鹿児島からフェリーで10分ほどの桜島にも学校や民家があったのですが、
ここで暮らす人たちはどんなことを思って生活しているんだろう。

ここで生きる人々の大切にしていることって、
都会に生きる人々とはまたちょっと違うんだろうなー、
なんて思っていました。




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by mi-yu-yu | 2017-09-21 10:14 | miyu | Comments(0)