大学4年生で聴覚と視覚を失った☆の王女さまmiyu。 新しい大学生活のスタート


by みゆ
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イギリスの盲ろう女性との対談

ゆゆさんへ055.gif

昨日はイギリスから来日されている盲ろうの方と
対談させていただいてきました。

その方は、日本でも翻訳本を出版されていて、
今回はその本のPR活動もあるのかわかりませんが、
彼女が出版された日本の出版社様がコーディネーターとなり、
来日されているようでした。

私は先方の出版社様から、私も理事をしている盲ろう者の団体
“東京もうろう者友の会”までご依頼をいただき、
対談をさせていただいてきました。

ホテルの1室を借りて行われたこの対談は、
日英通訳様や出版社様等、約10名ほどの集まりになりましたが、
私の記憶に残るすばらしい出会いでした。

彼女のプライバシーがあるので、どんな話をしたのか、
詳しく書くことができないのが残念ですが、
同じような障害を抱え、お互いに難病とともに生きている。

日本とは全然違う環境で培われた考え方は、
やっぱり少し私とは違うのかもしれません。
でも、その中で感じている漠然とした不安や恐怖。

だけど障害をおっても、どんな恐怖があっても、
これからも人生は続いていくのだから、
楽しく生きていきたい、そしてだれかのためになれたら…、
そう思う気持ちは国の違いなど関係ないのだと私に感じさせてくれました。

そして私は、彼女と話していて、
日本のきめこまやかで柔軟な制度や支援のすばらしさを
思わずにはいられませんでした。

私は今までも、海外のもうろうの方にお会いしたことはありますが、
本にも書いた通り、海外の全もうろう(まったく見えず、まったく聞こえない)の方に
お会いしたことがありません。

だいたいは弱視難聴です。
「もうろうはもうろうなんだから対して変わらないだろう」
と思われる方も世の中には多いかもしれません。
でも、全もうろうの立場からすると、それは大きな違いなんです。

少しでも見えたり、少しでも聞こえたら、
人間の社会との接点を少しでも感じることができるんです。

だけど全もうろうは、自分がこの世に存在しているのかも
わからなくなってしまいます。

でも日本には私が知っているだけでも
全もうろうの方が10人以上はいて、
それぞれが自分の得意分野で充実した日々を満喫されています。

私がいつも感じるのは
「海外の全もうろう者はどこにいるんだろう?」ということ。
日本でも結構いるんだから、海外にも当然いると思うんです。

だけど、海外でのもうろう者の大会にも行きましたが、
全もうろう者には会ったことがないように思います。
多くの人がその所在すら、知らないというのはどういうことなのかなあ…。

これはおそらく、障害が重い人でもなんとか生きていけるように、
と考える日本人の意識があるから、

そして先人の切り開いて下さった人的支援があって、
私たち全もうろう者も楽しく生きていけるのではないかな、と私は思いました。

とにかく、彼女が行われている活動(おもに広報?)や、
希望を忘れずに前向きに生きていこうとする姿は、
自分に通ずるものもあり、元気をくださった出会いだったなあ、と思いました。

貴重な機会を私にくださったみなさま、ありがとうございました!

みゆ

ーーー

みゆへ055.gif

対談お疲れさまでした。
ところで、イギリスからはるばる本のPRにいらしたのなら、
ここで本の紹介してさしあげなくてよろしいのでしょうか・・・?

きっとこのブログを読んでいる方でも
みゆの対談のお相手は「どんな方で、どんな本なのか」
興味を持たれる方がいるのではないかと思います。

そこまで「プライバシー」ってことはないんじゃないかな・・・
相乗効果でみゆの本も売ってもらいましょう!

ゆゆ

ーーー

みゆより055.gif

出版されているのでお名前も乗せて大丈夫だと思います。
紹介させていただきますが、日本で出版されているのが、以下です。

“音に出会った日”
ジョー・ミルン著

本の内容…つねに笑顔を絶やさず、けっして希望を失わない。驚くほど前向きな女性の物語。

あなたは想像できるだろうか。
夜明けを告げる小鳥のさえずりを、ラジオから流れる音楽を、愛する人たちのおしゃべりや笑い声を、生まれてから一度も聞いたことが無い人生を。
目の前で動く唇が、ほほ笑んで見つめる顔が、唇の動きから読み取ってきた言葉が、徐々に消えていく瞬間を。

ジョー・ミルン(著者)は全聾に生まれ、静寂に包まれて生きてきて、あるときから視界まで失いはじめる。30代のさしかかったときは、進行性の難病であるアッシャー症候群>と 診断されてしまったのだ。いつの日か、彼女はまったく目が見えなくなるかもしれないのだ。しかし、どんなに落ち込もうと、ジョーは人生を楽しもうという信念を失わなかった。
どんなに失ったものが大きかろうと、障害のせいで人生を諦めなかった。そして2014年、彼女はついに人口内耳の手術を受ける決断をする……
読む人の心を震わせる、感動ノンフィクション。
(アマゾンより)
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by mi-yu-yu | 2016-05-16 20:53 | 盲ろう | Comments(0)