大学4年生で聴覚と視覚を失った☆の王女さまmiyu。 新しい大学生活のスタート


by みゆ
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親切なマンションの管理人さん

ゆゆさんへ

今日もなかなかの暑さでしたねー!
きっと、夏本番に比べたらまだまだ序の口なんでしょうが、
あっという間に春を通り越して夏に突入したようで、
身体の耐性がまだできていません。

暖かいというよりも暑さに参ってしまいます。

ところで、昨日、私はお昼すぎから大学の授業があり、
学校までの移動はいつも通訳者にお迎えに来ていただいています。

だけど、昨日は両親が朝からいなかったんです。
私はチャイムが聞こえないため、部屋まで通訳者に来ていただくための
オートロックを解除することができないんです。

それで、親しくさせていただいている
マンションの管理人さんにお願いして、

顔馴染みの通訳者さんの来る時間を伝えて、
いらしたらオートロックを開けていただきました。

私は、時間はわかるので約束の時間になったら、
玄関に用意した車椅子に乗ってドアの気配に気をつけて待っています。

オートロックさえ解除できれば、1人でも通訳者さんと出かけられるんですが、
オートロックは安心安全なのはふだんありがたいですが、
こんなふうに大変なこともあります。

まあそれはいいんですけど、
この管理人さんはマンションの入り口付近でお会いすると、
いつもにこやかに手書きであいさつをしてくださいます。

昨日もマンションの出口でお礼を言うと、
管理人さんは私の手に「暑いねえー。学校気をつけていってらっしゃい!」
と肩をポンポンとたたいて書いてくださいました。

先日は、月曜がごみの日で、
マンションのゴミ捨て場から収集用にごみの山が歩道につくられていたのですが、
段差のないところにまでごみがあふれていて。

外出していた車イスの私はマンションの中に入れなかったんです。
それで、管理人さんに、「マンションの入り口あたりにごみ袋があふれていて、中に入れないんです。どこか別のところから入れますか?」と相談すると、

「あそこは雨水もたまりやすいし、前からどうにかしないと、
と思っていたんだよねえ。なんとか考えてみます。
よし、がんばる!」と、この時は一緒にいた通訳者に通訳してもらいました。

管理人さんは本当にいつもやさしいんです。
だけど、不法駐車がマンションの前にいると、
「こらー!なにしてるー!」って、私にはまったく見せない顔をするそうです。

弱いものに対してはすごくやさしくて、
まちがったことにはきちんと厳しい態度をとる。
立派な方です。

私が困っていると、いつもその言い方は、
私だけではなくて、マンションの住人みんなが困っていることなんだよ、
というかんじで、私をいたわってくださっているような物言いです。

私のまわりには、本当にやさしく手をさしのべてくださる人ばかりです。
たぶん、定年されているのだと思うので、
もう60歳は過ぎているだろう管理人さんは、
これまでどんな人生を歩んで来たんだろう?

そんな管理人さんと、私の人生に接点があってよかったなぁと思います。

みゆ

ーーー

みゆへ055.gif

お噂には聞いていますが、本当に親切な管理人さんですね。

日頃、人は、たくさんの人に出会っているようで、出会っていないというか、

いつも身近にいる人でさえ、どんな人生を歩んできたのか
わからないことの方が多い気がします。

ましてや、どんな経歴かじゃなくて、どんな心的な体験をしてきたかなんて、
ほとんど触れ合うこともなく、通り過ぎているのが日常のような気がします。

悲しみも人に隠して生きていることの方が多いような気がします。

まあ、その人がしてきた経験や思いが、その人らしさとなって、
滲み出ているのだとは思いますが、

出会っているようで、出会っていない私たち。

そんな中で出会いを感じたり、
心が一瞬でも触れ合うような体験をすると
人はとても嬉しくなるようです。

今度、管理人さんがどんな人生を送ってきたのか、
さりげなく雑談しながら、聞いたみたら、
もっと深い出会いの体験につながるかもしれません。

本もしっかり読んでくださった管理人さんは
このブログも読んでくれているかもしれませんね!

そうしたら、「さりげなく」聴いてみるなんてできないけど・・・
こうして自己開示していると、出会いのチャンスは多くなると思います。

ゆゆ
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by mi-yu-yu | 2016-05-14 22:23 | 思い | Comments(0)