大学4年生で聴覚と視覚を失った☆の王女さまmiyu。 新しい大学生活のスタート


by みゆ
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このシルエットの持ち主は?!

“このシルエットの持ち主は?!”

先日のシルバーウィークにカピバラさんと祖母宅にお邪魔した時、
私がお土産に持っていった「水きりかご」を、
祖母がとても気にいってくれたので、

私が「他にほしいものはあるの?」と尋ねてみると、

祖母は「今ね、部屋のカギをなくしそうだから、
ポストのカギと2つひっかけられるキーホルダーがほしいのよ」
と話していました。

その後も、私が選ぶキーホルダーを、
祖母はとても楽しみにしてくれているようなので、

私もはりきって(?)、今日は久しぶりに母と一緒に
恵比寿にお買い物に出かけました!

恵比寿なら、雨がふってきても、駅から三越まで直結の、
屋内スカイウォーク(動く歩道)があるので安心です。

私が行きたかったお店は、オシャレな革小物のお店。

お花やアニマル、ハートや星など、革でできた
カラフルで大小様々なパーツを、自分で自由に組み合わせて、
オリジナルストラップやキーホルダーなどを作ることができます。

そこは、イニシャルを刻印してもらうこともできるし、
カギをあけるときにわざわざかばんをカギ穴に近づけなくてもいい、
伸び縮みさせられるリールもあります。

私が考えて世界でただひとつの物が作れるお店です。

なので、祖母に「カギをひっかけたい」と聞いたとき、
「あー、あそこのお店がいいな!」とひそかに思っていたお店でした。

私の目の前には、ごちゃごちゃにかきまぜてしまいたくなるほど
うっそうと、お店のすみずみにまで並べられたパーツの数々があります。

お店には、「こんなふうにもできます!」という見本もおいてあって、
組み合わせ次第で生み出されたそれぞれのアイディアが光る作品が。

私にとって、膨大に広がるパーツの輪郭を触って知ることは、
それぞれの特徴をつかみ、頭をフル回転させて
影のようなシルエットの正体を探っているようなものです。

お花やハートや星は、形が比較的単純でわかりやすいので、
あれこれと試行錯誤する必要があまりないので楽ですが、

アニマルのように形が複雑な場合は、
手で触ってもなかなか形を把握するのが難しくて、

「これは耳?しっぽ?どっちを向いてるんだ?からだもあるのかな?」などと、
いろんな可能性を考えて、それらを総合して、
そのシルエットの持ち主を当てていて、非常につかれます。

でも、店員さんも親切に私に触りまくらせてくださり、
私はこのおもしろい創作作業にいつしか時間を忘れて
はまってしまいました。

革なので結構いいお値段でしたが、
友人と父のお誕生日プレゼントも作りました。

私のこの作品を手にした3人は、はたして
どんな感想を聞かせてくれるのか、楽しみです!

帰りがけに、遅めのランチに寄ったお店では、
母がゆび点字で伝えてくれる人間観察から、
私も様々な人たちの人生を想像してしまいました。

よくテレビで見かけるモデルさんが
マネージャーらしき女性といたのですが、その日常。

高校生くらいのセクシーな格好の女子と40代の男性の関係性。
お茶をしながら永遠におしゃべりしつづけるおばちゃん3人組…。

私にとって、人間観察をしながら、
ありもしない(かもしれない)ストーリーを頭の中で静かにめぐらせる楽しさが、
昔は1人カフェをするときの醍醐味で大好きでした。

今は難しくなってしまったことだし、見えなくて聞こえない私には、
まわりの人間の暮らしそのものが感じられ、おもしろかったです。

手を使って作ること。
頭の中でまわりの人の様子から勝手なストーリーを作ること。

私はやっぱり、作ることが好きだなぁ。

みゆ
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by mi-yu-yu | 2015-10-02 07:23 | みゆエッセイ | Comments(0)