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大学4年生で聴覚と視覚を失った☆の王女さまmiyu。 新しい大学生活のスタート


by みゆ
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みゆ家の人々

055.gif yuyuさんへ

今日は父が、サックスパートで、会社の後にやっている、
「おやじバンド」の発表会?飲み会?演奏本番のようです。

家ではよく、曲のCDを聞いていたし、
会社の後にスタジオで練習もしていたし、
なかなかステキな演奏になるのではないでしょうか??

私は父が、練習の後に、コンビニでおみやげを買ってきてくれるのが
楽しみだったのですが!

母は、テラコッタ(陶芸の一種?)にはまっているので、
はたから見たら一家分裂しているみたいに思われるかもしれないけれど、

2人して夜中まで彫刻にはまっていたり、
休日は2人でお買い物に出かけたりして、意外と仲がいいような気がします。

私は、もちろんサポートは必要だけど、もう大人だし、
自分の世界があるので、「盲ろうだから…」と、変に気にされるよりも、

それぞれ好きなことをして、楽しい世界をかじらせてもらえたほうが、
みんなの気分も明るくなるし、楽しいな。

盲ろうって、どうしても、悲しい話や辛い話が寄ってきやすいけれど、
悲しみに悲しみを重ねても、エネルギーにかわらないどころか、
もっと悲しくなるだけじゃないかなー?って、私は思っています。

でも、私も、体調が悪くてグッタリしている方のお見舞いに行くと、
なんと言葉をかけたらいいのか、わからなくなってしまうのですが。

ただ、体調が悪い時ほど、不安になったり、
まわりに当たり散らしたりしてしまいますもんね。

ゆゆさんは具合の悪い相手にも声をかけつづけるから、
すごいなーって思います。

みゆ

055.gif miyuへ

ママも自分の時間を持てるようになって、本当に良かった。

ママもみゆの突然の事態に、なんの心の準備もないまま、
みゆと一緒に、新しい人生を歩みだすことになったんだもの。

みゆの目や耳となって、自分の存在もわからなくなりながら、
一生懸命、まさに一心同体になって、みゆのことを支えていました。

ママにとっても、自分の大切な娘の辛さを見る辛さ、
自分の生活をすべて変えて、みゆと一体になり、
片時も離れられずに共にある大変さがあったけれど、

みゆが自分の障がいを受けとめよう、
自分にできることを見つけて、新しい人生をしっかり生きよう
と頑張ったように

そのみゆが頑張る姿に刺激を受けて、
ママもみゆの障がいを受け止め、
それをサポートする自分の人生を受け止めようと、

二重の受容が求められる中、ママだって同じように(もっと?)大変な中、
模索しながら傷つきながらも頑張ったと思います。

パパも海外にいながらも毎日ママに電話をして支えたり、
家族みんなで、この突然の衝撃を乗り越えるために
本当にがんばったと思います。

そのパパも海外赴任の任務を終えて、みゆの所に帰って来て、
ママも強力なサポーター&パートナーに身近にいてもらえるようになって、
やっと自分の世界を持てるようになってきたところなのかもね。

最近は、ミユ家がどっしり安定してきたし、
カピバラさんという超強力なサポーター?パートナー?も現れて、
ゆゆはすっかり出番なし?という嬉しい寂しさ??

いやいや、毎日、みゆとブログでつながっていますけれど。

ゆゆは、具合の悪い人どころか、意識がないように見える人にも
声をかけ続けるよー。

でもね、「ちゃんと聞こえているんだな」って実感することがよくあります。

みゆも、中味はしっかり何でもわかっているのに、
「わかっていないと思って、扱われる」と、とっても悲しくなるように、

寝たきりで意識がないと思っても、意識があることがあるから、
みなさん、わかっていると思って、いい話だけを聞かせてあげて欲しいです!
(みゆに便乗してのお願い?!)

ゆゆ


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by mi-yu-yu | 2014-12-17 20:00 | 思い | Comments(0)