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大学4年生で聴覚と視覚を失った☆の王女さまmiyu。 新しい大学生活のスタート


by みゆ
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犬の手ならぬ、犬知恵

055.gif yuyuさんへ

最近よくある、1人暮らしライクな生活。
朝から母がお出かけする時、私が起きる頃には
もう誰も家にいなくなっていることも多くあります。

今日も私は大学だったので、
墨字で表示されるだけのものやランプの色が変わるだけのもの、

チャイムやオートロックの解除など、本当にてんてこまいになりながらも1人で用意をして、
出発時刻に部屋までお迎えに来ていただいた通訳さんと大学へむかいました。

「同居人がいるから支給してもらえないもの」も沢山あるので、
家はどろぼうが荒した後のような雑然とした状態になり、

かなりのエネルギーを大学前に消費するので、
大学に行く頃にはすでにヘトヘトになっています。

帰りも、母が留守なことは多いので、結局1人でいることも
結構、日々の生活の中に存在しています。

障がいを持ったからといって、親に頼るのではなく、同居家族がいても、
お互いに助け合いはするけれど、縛りあうことのない、
自由な生活は私が心から望んでいる生活です。

娘が障がいを持ったから、家族の負担が増え、
「家族がいるなら家族がめんどうをみなさい!」と言われてしまうなら、
私は1人暮らしをしようと思います。

障がいを持つと選択肢がせばまってしまいがちですが、
親だけでなく、沢山の人に助けてもらいながら生きていくために、
自分が主体的にお願いしたり行動できること、それが今後の私の目標です!

さて!明日はゼミの飲み会です!(私は飲まないけど)
リミットのある決まった時間の飲み会の中で、みんなに手に書いてもらうべきなのか、
それともみんなで一緒の場の雰囲気を大切に、通訳さんにゆび点字してもらうべきなのか。

相手との距離感、親しみをとればいいのか、言葉のシャワーで相手を知ることが先決なのか。
おいしい料理もいっぱい食べたいんだけどなー。

私はどうするのが1番よいのでしょうか。
これぞ、猫ならぬ“犬”の手も借りたい状況です!

みゆ


055.gif miyuへ

犬の知恵をお貸ししましょうか?ゼミの飲み会・・・
「~べき」とか、「先決」とか、今からそんなに頑なな心配の仕方をしなくても・・・。

初めての方たちとの出会いの場なのだから、相手の動きもわかりません。
通訳さんも同行してもらって、状況を説明してもらいながらも、

手に書きに来てくれる子には、手を差し出して、
言葉のシャワーを沢山浴びさせてもらったら??

自己紹介などの時間は、手に書きに来ることはできないだろうから、
通訳さんに通訳してもらって、フリーの時間は、

「書きに来てー」ってオーラを出していたらいいのでは?

通訳さんにも、「みんなと直接話したいから、誰か近寄ってきたら、
手を渡しちゃって、手書きの仕方教えてあげて!」
って事前に頼んでおいたらどうでしょう。

通訳さんが、仲間との間を上手に取り持ってくださることでしょう。

そして、どうせ、16人全員をいっぺんに識別して理解なんてできないから、
「全員と手書きをしなきゃ!」なんて思わないで、

ゆっくり「のっぺらぼうからの顔」を作って、「ゆっくり仲良くなっていけばいいやー」、
くらいな気持ちで楽しんでおいでよー。

(場の空気を尊重して??)、「通訳さんに書いてもらいますからお気になさらず」
なんて態度でいたら、だーれも近寄ってこられませんからね!
(だいたい、どんな場の空気か、今からわかんないじゃないですかー!)

飲み会の時は、「責任感の強い、自分の仕事を全うしようと頑張る立派な通訳さん」
じゃない方が、むしろ好都合??

楽しい「ゼミ飲み会」になりますようにー!

ゆゆ

miyuより055.gif

あー、のっぺらぼうさんが16人かー。。
ちょっと不安もありますが、1人でも話のあう子がいたらいいなー。
いつでもお待ちしていまーす!

yuyu : いろいろ心配お疲れ様。
     このブログ読んだ人がいたら、語りかけよろしくー。
Commented by ズレータ at 2013-04-24 01:09 x
おおっ、そういうことはまかせてよ。飲み会幹事歴長い私。

1.通訳介助者は、介助メインで通訳はしない。通訳者も酔っ払うぐらいが調度良い。(そんなわけで、私は、飲み会に通訳介助いれないことも多いよ) 
Commented by ズレータ at 2013-04-24 01:10 x

2.とりあえず、隣にすわったひとに、「こんにちは、あたな、どなたですか、名前書いてくださーい」って手を差し出す。で、書いてくれないときはどうしたら良いかわからないんだろうと思う。だから「手を開いてくださーい。自己紹介します。」って自分が手書きの実演をする

Commented by ズレータ at 2013-04-24 01:10 x
3,名前を聞いたら、「すぐ忘れるので、また、横に来たら、名前きいちゃうけど、また書いてね、すいませんね」といっておく。実際は忘れるのではなく、1回会ったぐらいじゃ判別不能なんだけどね。
Commented by ズレータ at 2013-04-24 01:11 x

4.食べるときには手をとめない。そんなの無理だから。「カンパーイ、よろしくおねがいしますー」とか終わったら、まず、食べて、飲んでに集中して、次のおしゃべり段階に備える。
Commented by ズレータ at 2013-04-24 01:12 x
5.食べ飲みが一段落したところで、、「私も、話したいですー、今、隣の人はだれですかー?」って手を延ばす。馴れ馴れしく隣の人に手を伸ばして、トントン叩いて催促するもよし。「私としゃべれ」ぐらいの勢いで。すると、向こうも違う人と席を移動してくれたりして、どんどん書いてくれたりしますよ。
Commented by ズレータ at 2013-04-24 01:14 x

ポイント:「○○さんの、手書き、わかりやすいですねー」とか「もっと高速でもオッケーですよ」とか相手の手書きを好評価しておく。

ポイント2:酔っぱらってるような感じを察知したら、自分が手書きを受けるだけじゃなくて、相手にも手書きをする。これがなんだか盛り上がる。なぜだろうか。

ポイント3:もし通訳介助者が酔いつぶれてなければ、隣にいてもらって、自分が接触したひとがどういう人だったか、メモっておいてもらう、さりげなく。で、あとでメールしてもらう。あとで、あ、あの人はこういう人かとかイメージしやすくなるよ。
・・・と、飲み会テクニックはまだ続くんだけど、ぼちぼちね
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by mi-yu-yu | 2013-04-23 23:18 | 日々のこと | Comments(6)