一人歩き
2012年 12月 23日
「盲ろう者の1人歩きって、本当に危険なのか?」頭ではわかっているつもりでも、
なんとなく、健常者の感覚で、実感が持てず、外に出てみました。(母不在)
「別に誰かに見守られなくても歩けるでしょー」
なんて、軽いノリでした。
「車があるとこは危ないからマンションの廊下でも歩きまわってみよー」と思い、
おうちから出発。
玄関を出て、右へ右へとカベをつたって歩いてみました。
「お、ここは角をまがるのかー」と、一歩足を踏み出してみると……
非常階段でした。
歩いていると、いきなり地面がなくなって、奈落の底へと落ちていく感覚。
「本当にこんなことってあるんだ!!!」
本気で怖かったですっっ。
「やばっ!」と命の危機を感じましたが、幸い階段は7段だったので、
頭と体を強打しただけで、命びろいしました。
でも本当に自分の目が見えないということが、不思議なんです。
一見この無意味な10分ですが、でもわかったことが沢山ありました。
まず、盲ろうで1人歩きすることは、とても危険だということ。
2つ目、他人にとっても危険であるということ。
3つ目、1人の時など、緊急時に逃げたらよい方角。階段のありか。
4つ目、自分の部屋の位置関係。
5つ目、本当に見えないんだということ。(実感)
☆
とても危険なことをしたと反省していますが、
人生勉強にもなりました。もう2度としません。
みゆ
miyuへ
なんて人生勉強をしていたんですかー!
「危険だ」という事と、「見えないんだ」ということを
あえて悟りに行く冒険の10分?!
今日、このブログはいつまで続くんだろう・・・と、
ぼやーっと考えていたところなのに、
「階段から転がり落ちて、終わり。」とか、
そんな可能性もあったのかーーーーー?!
頭と身体を強打、って大丈夫なのー?
ちなみにyuyuは、雪の日に駅の階段から転がり落ちて、
肩を脱臼、救急車で運ばれた、という経験があります。
階段が長かったので、途中でバウンドしていたらしく
一緒にいた妹は、それを見て大笑いでした。(←ヒドイけど、想像つくでしょ?!)
しかし、長い階段を転がり落ちている間、ホントに一瞬なのに、
走馬灯のようにいろいろなイメージが駆け巡る体験をして、
それはそれで面白かったけれど・・・。
なんにしても、無事で良かった。
今度から危険な冒険をするときは呼んでください。
普通の人なら心配でさせないようなことを、我慢して見ているのは得意です。
では、お大事に。
ゆゆ
miyuより
全身が痛いけれど、なんとかイブをむかえられそうで良かったです。
ステキなイブをー!
yuyu : 本格的に、落ちてますね・・・。どうかお大事に。静かな聖なるイブを!!
私も小さいときに階段から落ちて救急車で運ばれたらしいです…
危険な旅はもうしないでね!今度一緒に旅をしよう!